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CDドラマDUO 彼方から Vol.6

ドラマCD 三木眞一郎 井上和彦 速水奨 鈴木真仁 篠原恵美 
CDドラマDUO 彼方から Vol.6
定価:¥ 3,000
新品最安価格:¥ 2,623
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旅の終わり

 元凶が動き出し、引き裂かれたノリコとイザ-ク。二人はそれぞれ互いの元へ急ごうとするが、どうにもならない力によって通信すら取れなくなってしまう。この時のノリコの心理描写がとても巧いです、聞いているこちらまで苦しくなってしまいます。それにしてもノリコの考え方は前向きで、凄いとしか言いようがありませんね。私ならば、力を欲するだけで終わりそうですが、ノリコは自分がいかに力不足か自負しているが故、自分の力の範囲で出来ることをやろうとします。それがたとえ無茶であっても、イザ-クの側にいると自分自身との誓いの為に。

 ひかわ先生の描く女の子というのは一見どうしようもなく頼りなくて、ドジだったりするのですが、何らかの形で一本芯が通っています。だから余計に凄いなぁと感じやすいのかもしれません。何か一つのことに信念を持つことってそう簡単じゃないと思うんです、というか何に持てばいいのかでまず悩んでしまいがちですよね。私達は何か特別なことを探そうとするけれど、実際見付からなかったり・・・。この作品を通して気付くのは、特別かなんて関係ないということです。逆に言えば特別にこだわりすぎて見失ってしまっているようなささやかなことで構わないということです。だから今側にいる人の為に頑張ろうと思うのなら、そのことに自分の芯を通せばいいんです、と言われた気がします。

 この巻でCDドラマは終わりです。原作ではまだ続いているので、もし興味があれば原作も読んでみてください。
 


真の目覚め

ついに全ての「元凶」が動き出し、イザークとノリコに襲いかかります。
ノリコは走ります。ひたすら彼との「約束」を護るために。
イザークは彼女のひたむきさに、初めて自分の内面を見つめます。
そして・・・・・・・・・・。
二人の当てのない旅は終わります。



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CDドラマDUO 彼方から Vol.4

ドラマCD 三木眞一郎 井上和彦 丹下桜 速水奨 さとうあい 伊藤健太郎 堀之紀 鈴木真仁 堀内賢雄 安井邦彦 
CDドラマDUO 彼方から Vol.4
定価:¥ 3,000
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好きだということ。

 今作は、一番恋愛色の強い巻だと思います。ノリコとイザ-クの互いの気持ちと、今自分が置かれている状況との葛藤がそれぞれよく雰囲気が出ています。両方の言い分に納得がいくし、互いが本当に相手のことを考慮していることにとてもせつなくなります。「好き」ということがどういうことなのか、考えさせられました。

 内容は、ノリコの告白の場面から始まり、ノリコが攫われイザ-クが危機的状況になる場面までですので、告白の行方を知るためにも次巻も絶対買いですね。


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CDドラマDUO 彼方から Vol.3

ドラマ 三木眞一郎 井上和彦 丹下桜 速水奨 さとうあい 伊藤健太郎 堀之紀 鈴木真仁 堀内賢雄 安井邦彦 
CDドラマDUO 彼方から Vol.3
定価:¥ 3,000
新品最安価格:¥ 2,850
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とうとう白霧の森へ。

 とうとう物語の核心をつき始めた今作。今作から登場人物が更に増えます、しかも主要人物が。なので、少し集中して聞く必要があるとおもいます。
でも基本的には巧く人物分けがされているので、そこまで混乱しないとは思いますが・・・。もし心配ならば原作を読みながら聞いてみては?
 内容的にはまた気になるところで終わりますね。次作も絶対買いです!

ノリコとイザ-ク、そして多くの仲間達と一緒に白霧の森に向かう場面が主です。ここでのノリコの葛藤はとても納得のいく出来だと思います。私的にはバラゴさんの声がイメ-ジ通りで楽しめました☆後半部はイザ-クの心理描写が重要になってくるのですが、これもまたなかなか・・・。アクションシ-ンでの効果音も秀逸なので是非実際聴いてみてください。


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CDドラマDUO 彼方から Vol.1

ドラマCD Aqua voce 
CDドラマDUO 彼方から Vol.1
定価:¥ 3,000
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う〜ん、

私はひかわきょうこ先生の漫画が大好きで作品のほとんどを持っています。大ファンです!それでCD化していたと知り今回購入して聞いてみたのですが、世界観を壊していないので楽しめました。次も聞きたいと思う作品になってました。

ただノリコ役の鈴木さんの演技が…違う〜。。ノリコの素直で純粋な性格がでていません。ちょっとヒステリックな雰囲気がかもしだされてる感じが嫌。ひかわ先生の作品の女の子は純粋無垢な絵なので感じもそれがいいのですが。。二ュアンスも違うしこの人原作読んでないんじゃないかなって、それとも脚本がよけないな事をしたか。声も高い方が…。良い取り方をしてもどうしても微妙〜。CDドラマは映像のあるアニメと違ってその人の演技力が問われます。声が合わなくても”聴かせる”演技をしなくては。台本の上での演技みたいなのがちょこちょと気になる。。下手ではないんですが。

でも楽しめたので次も買いますV


迫力のある作品!

 私はひかわきょうこ先生の作品がとても好きで、ひかわ先生の作品の中で唯一のCDドラマということでこのCDを購入しました。

 他の何作か聞いた事はあるのですが、CDドラマ化によってその作品の世界観が良く出るか、悪く出るかのどちらかだと思います。この作品は私的には良く出ていると思います。おそらくひかわ先生の原作の構成の巧さがCD化しやすく、合っているのだと思うのですが、CD化するにあたって脚本が不要と感じる程原作に忠実です。その為、原作を知っている人が聞く時は自分の好きな場面の台詞に注目して聞くのもいいと思います。

コミックスを見ながら聞くと、おもしろいよ

ひかわきょうこさんのまんが作品を原作とするドラマCDです。第1期として3枚、好評で1年後、第2期としてまた3枚が発売されました。第1期はCDになるより前に、週末の深夜の時間帯にラジオで流されたりもしていました。

あるとき突然、言葉も通じない異世界に迷い込んだ17歳の少女ノリコ(立木典子)の役を鈴木真仁さん、異世界の住人であるイザークの役を三木眞一郎さんが演じています。

まんがには音声がなく、CDには映像がないので、コミックスを見ながらCDを聞いてみると、どちらか一方とはまた違った楽しみ方ができます。また、そのようにしてみると、いかに原作に忠実にドラマが作られているかもわかります。


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彼方から (第5巻) 白泉社文庫

ひかわ きょうこ 
定価:¥ 650
新品最安価格:¥ 650
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保存版

コミック文庫です。この話はひかわきょうこ作品の中で私がもっとも好きな作品。
…ケイモスに追い詰められ、瀕死の重傷を負ったイザーク。危機を感じ取ったノリコはラチェフの魔手から抜け出し、イザークの元に辿り着く。ようやく再会を果たした二人だが、イザークは背に大きな光の翼を出現させ――!?



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彼方から (第6巻) (白泉社文庫)

ひかわ きょうこ 
彼方から (第6巻) (白泉社文庫)
定価:¥ 650
新品最安価格:¥ 650
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買って損なし!

目覚めとしての運命を背負ったノリコと、その目覚めによって覚醒する天上鬼としての宿命を背負ったイザ―ク。二人の運命は、伝承通りになってしまうのか…?
とても納得のいくストーリー展開です。最終刊ではどんな展開が待っているのでしょう。今から楽しみです。待ちきれない。


話がいい

心にしみる話です。ストーリー展開がドキドキして話の続きが気になります。何度よんでも良いストーリーです。


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彼方から (第7巻) (白泉社文庫)

ひかわ きょうこ 
彼方から (第7巻) (白泉社文庫)
定価:¥ 630
新品最安価格:¥ 630
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彼方から

この作品を読んだのは、高校生の時でした。知ったのが遅く、最終回目前だったので、最初から読むため本屋さんへ通ったのを覚えています。
イザークの格好良さはもちろんのこと、ノリコの優しさや可愛い所が大好きでした。作品全体を包むふんわり感というか、安心感も読み続けていけた理由かもしれません。このような雰囲気を持っている漫画はなかなかないと思います。
『彼方から』は間違いなく、名作といえるでしょう。この物語に出会えて本当に幸せです。


大人買いしてしまいましたが…

ひかわきょうこさんの画が大好きです。描かれる人物の表情、動作…文句ナシに素晴らしいと思います。数十年前『荒野の天使ども』、『時間を止めて待っていて』で大ファンになり、今回この作品全7巻を購入し、読み始めたのですが…このストーリー、私には〜。

素晴らしいの一言!

素晴らしい作品です!
絵もとても丁寧で、登場人物の表情一つ一つに、しっかり心が生きてる気がします。
内容も、殺伐とした現世の人々の内面を具現化して、私達読み手に、最も大切にすべきものは何かを伝えようとしてくれているようで、とても考えさせられる作品です。
ノリコが、光りの世界からノリコの住む世界(狭く言えば今の日本)が見えたと言っていましたが、決して今の日本は“光りの世界”とは掛け離れて来てしまっているような、心の乱世になっているので、ぜひぜひ多くの方々に読んでもらいたいです。
本の話…で終わらせず、個々の生き方に、この本からのメッセージを生かしていければいいな〜と切に願います。
素晴らしい作品です!


ひかわきょうこに捧げるオマージュ

ひかわさんは二十年以上のキャリアを誇る大ベテラン漫画家さん。デビュー時から絵の上手い方だった。特にカラダを描くのがすごく上手。しっかりした骨格、自由自在なパースと躍動感。少女漫画家さんとしては珍しい系統の画力だ。長いキャリアの中で、絵が崩れることも画面が雑になることも全くない。奇を衒わない、超オーソドックスな、ほとんど古めかしいほどの「少女漫画」を描き続けている。常にそれは「可愛い女の子とカッコイイ男の子」の世界なのだが、驚くべきことに、二人は絶対に婚前交渉をしない。少女漫画がどんどんスケベ化していく中で、ひかわさんは稀有の漫画家だ。
しかし、ひかわさんは上手いのである。男の絵が。絵的に中性的な男キャラが多い少女漫画世界で、見事な健康美と肉体美を誇る男キャラたちだ。「いいカラダしてるね〜」なんである。そんな立派なカラダを持った男キャラが好き合う女の子相手に…エッチしない、ムラムラもしない、という、面妖な世界が展開し続けて二十年(←多分)、私はひそかに「ひかわきょうこが『エッチ』を描く日は来るのか!?」と汚れた心でずっと見守ってきた。
本作は異世界ファンタジー。天翔ける想像力なんかとは無縁なご都合主義乙女チックファンタジーで、ストーリー的にはノーコメントだが、ヒーローが相変わらず肉体的にカッコイイ。男の内実なんかは全然ないのだが、とにかく見た目が素晴らしい。でもってヒロインとヒーローは二人で旅して同じ部屋に泊まり野宿しては隣り合って横たわる。しかしセックスしない。試みも前兆もない。この「うわー、いくらなんでも」の感覚が、類稀な画力によって生み出されるヒーローの肉体性と相俟って、妙なエロスを作り出している。この「もどかしさ」は、作者の意図するところではなかろうが、立派なエロスである。「読者の想像にお任せ」というエロス。だから私はひかわきょうこが好きなのだ。


大円団

私個人がこうなってほしい、と願った通り、理想的な形で物語が幕を下ろします。だから読んだ後の充足感は最高です。ノリコとイザークが魅力的なのはもちろんのこと、登場人物それぞれがバックグランドまできちんととらえた描かれ方をしているので、物語が生き生きしているのです。


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女の子は余裕! (白泉社文庫)

ひかわ きょうこ 
女の子は余裕! (白泉社文庫)
定価:¥ 630
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素敵です

友美ちゃんは爽やか少年、沢田君に片想いをしていました。ところが、彼には別に好きな人がいたのです。そんな時、男鹿先輩が近づいてきて…
先輩は、なんでもそつなくこなす天才肌タイプという感じ。こういう人は、何もしていないのに敵が多い。最初は友美ちゃんも警戒しますが、だんだん先輩のことを気にかけるようになっていきます。そのままでも十分素敵なのに、「ぼくがきみの目を他に向けさせない位いい男になるからね」と告げる場面があります。ひとつ年上だからかもしれませんが、「貴女のことを本当に想っているよ」と伝えているような気がしました。素敵です。
『ちょっとフライデイ』こちらも良作。最初から最後までどたばた続きですが(笑)ハッピーエンド。読んでいて、心地よい漫画です。


恋に恋する女の子

私の中の少女漫画像を表したような漫画です。
恋に恋するような、ふんわりした漫画。
しかも、最初に好きだった男の子じゃなくて、
新たな恋に目覚める!
前向きで、読んでて幸せな気分です。
主人公の女の子がかわいらしく女の子らしいのもいい感じ


ひかわ作品第一位!

高校生の主人公・友美と友人、そして部活の男鹿先輩との日常を描いたシリーズ。この三作目の「また明日!」で私はひかわ作品にハマりました。ほんとに何でもない普通の高校生活を描いているのがイイ。失恋とか部活動とか文化祭とか、何気ないけど現実的なエピソードで、思わず高校時代に戻りたくなってしまう。そんなさわやかな追体験が出来てしまう。
何より主人公が良い。ノリコや千津美も可愛いけれど、友美がすごい普通で、それゆえに共感しやすい。男鹿先輩の高校生とは思えぬ渋さも味。ひかわ作品にはめずらしく、比較的饒舌なヒーローではないでしょうか。
ハデなことも突飛なこともない、誰もが経験している日常だけど、それを上手に切り取って見せる技術が、さすが! 


かっこいい・・・

私はもともとコミックスを持っていたのですが、「また明日!」が読みたくて文庫も買ってしまいました。本当に男鹿先輩は格好いいんです。解説にも「主人公くらいの年齢だと爽やかで明るくて屈託の無い沢田くんの様なタイプを好きになるので、男鹿先輩の魅力は気づきにくい」という様な文章がありましたが、私も同感です。ハンサムだけど感情が表に出ないし、何を考えているのかわからないし、屈折したところがあるし・・・。でも、素敵な人です。きっと優しさが表に出にくいタイプなのかなあ。そんな彼の魅力に気づいた主人公は偉いと思います。そんな主人公はごく普通の女の子でありながら、やっぱり普通ではないと気づいたのが男鹿先輩なんだと思います。いいなあ・・・。

日常の幸せ

 舞台は日常生活。一見工夫がないようにも受け取れるけれど、実際日常を描くことが一番難しいと思う。日常の中で、ふとした幸せの価値観を見出していく物語である。

 主人公の友美はしっかり者で、友人の千賀と楓のまとめ役。同級生の沢田君に片思いをしていたが、沢田君の恋の手助けをして失恋をする。失恋の痛手で放心状態の友美に対する周りの心遣いに気付き、日常生活に存在する優しい気持ちを見落としてきた自分を認識する。そんな友美の周りに出現する謎めいた人物、三人が所属する放送部の男鹿先輩。彼の存在があることで、物語に幅を持たせている気がします。男鹿先輩が表情に感情が出ない人なので、本心が掴みづらいのですが、そこが魅力だと思います。と同時に主人公が日常生活で気付く事は、実際私達読者にも言い得ている事ばかりなので、私達も視点を変えさせられる作品です。この本には続編の「男の子も余裕!」と「また明日!」も収録されているので、完全保存版です。コミックスだと「また明日!」だけが「彼方から」の三巻に収録されてしまっているので・・・。

 同時収録の「ちょっとフライデイ」は主人公の弥生がある金曜日に偶然出逢った顔も名前も分からない人;通称Mr.フライデ-に恋をし、それが誰なのか探していく話。大体予想はつくのですが、まぁ色々あってなかなか上手くいかないんですよね。最後は誤解も解けてすっきり!でした。


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お伽もよう綾にしき 4 (花とゆめCOMICS)

ひかわ きょうこ 
お伽もよう綾にしき 4 (花とゆめCOMICS)
定価:¥ 410
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しばらくひかわさんから離れていた、という方々へ

多分「彼方から」でとりあえず卒業、という方がいらっしゃると思うが、ぜひお手にとってください。4巻まで読んでみましたが、独特の雰囲気は残したまま、何か一つ突き抜けた感じがします。登場人物の多さ、戦闘場面の多さといった、ちょっとなーというあたり、大分変化が見られます。たまに昔の少女マンガ世界に浸りたくなった時、お勧めです。本の出る間隔も今のところ順調みたいですし。

This gentle, chaste world frozen in time

画面がやや省エネ画法に見え出したのは気のせいでしょうか。相変わらず妖魔が全然恐くない少女漫画版「犬夜叉」ワールドです。
魔境に囚われたままの追憶の人として前三巻を生きたヒーローの新九郎がやっと始動し出します。魔境で10年間トシを取らなかったせいでヒーローは19歳のまま、すずちゃんの方は18歳の乙女に成長しているので、ここから先は年頃の男女のお話になります。再会を果たしたすずちゃんの「きゃー、恥ずかしい」のオトメ反応とレトロな仕草が実に昭和の少女漫画的というか、イマドキこういう表現を堂々として下さる漫画家さんはひかわさんくらいじゃないかと感動します。時代物はひかわさんに合ってらっしゃいますね。
妖魔退治に再始動する新九郎を三つ指ついて送り出すすずちゃんと辞儀を返す新九郎の姿にひかわ漫画の良き部分が凝縮しています。男女とも善なる清く正しい世界。勇敢な清童と優しい乙女の世界。「らしさ」ってのは難しいんだよ、オトコもオンナも、まず見える部分を魅力的にしてごらん、という現代においてはラディカルでさえある偉大なメッセージがあるんですね(と私は勝手に思っている)。ともあれ、相変わらず近代的自我なんてダサくて臭い重荷とは無縁の世界で、読んでいて気持ちが良い。
今後のリクエストとしては、あまり屁理屈には行って欲しくない、ということと、ひかわさんは男性キャラの内面を描くと魅力を半減させてしまうという一貫した特徴があるので、新九郎の成長譚部分はほどほどにお願いしたいです。「見た目カッコよく、アクションは美しく、ナニ考えてるかはよく分からない青年」路線で行って欲しいと思いマス(ってもうムリ?)。


新九朗の影がちょっと薄いかも

話の内容はさておき、
初めからのインパクトが強かったせいか、今まで新九朗より出番が多かったせいか、
新九朗とすずがやっと再会してこれからどんな展開が、ということより
どうしてもおじゃる様のほうが気になってしまいます。
おじゃる様の本来の姿もお披露目となりましたし
常におじゃる様が際立っていて
新九朗も物凄く頑張っているのに何となく印象が薄い気が。。。

この先、新九朗とおじゃる様はライバル関係になるのかどうか・・・
いやいやその前におじゃる様は果たして無事なのか気になります。


時を越えて、のススメ★

ついに待ちに待った日が・・・
新九郎とすず、10年ぶりの再会です**
時が止まっていた新九郎は19歳のまま、すずは18歳
ととさまと幼い子供ではない二人、これから新しい関係が育っていくのが楽しみです♪
そしておじゃるさまはすずと供に、再び新九郎と離ればなれに・・・
力を取り戻した八重との戦いが続きます
ひかわさんの描く主人公二人は癖のない素直な透明感があってやっぱりどうしようもなく惹かれてしまします、すごく素敵

5話分収録されています
現八郎天狗として復活は心から嬉しい(涙)


ついに再会

もののけをあやつる少女すずと、
一時彼女の父親代わりだったが、十年前に姿を消した新九朗の
戦国時代お伽草子です。

妖鬼・八重にあやつられていたと気づいた現八郎のおかげで
現世にもどってきた新九朗。
すずとの再会もつかの間、
残りの骨を集め、より力を増そうとする八重との戦いへと向かうが。。

ようやく、すずと新九朗が再会です。
けれど十年たっても十九歳の新九朗と
十年ぶん育って十八歳のすずでは、もう「親子」とはいえず。
お互いを意識して、おじゃるさまに
「ぎこちない夫婦のよう」と揶揄されています♪

ひかわ先生の年の差カップルといえば「荒野の天使ども」の
シリーズを思い出しますが、この場合、
新九朗は「時間をとめて待ってい」たということになるのでしょうか♪
この先の二人の関係が楽しみです。



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春を待つころ (白泉社文庫―千津美と藤臣君のシリーズ)

ひかわ きょうこ 
春を待つころ (白泉社文庫―千津美と藤臣君のシリーズ)
定価:¥ 570
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真っ直ぐ見つめる強さ

昭和54年から56年にかけての作品です。どれも私が生まれる前に描かれていますが、少しも古さを感じさせません。(ガリ刷りや多少の言葉は別ですが)
千津美ちゃんのドジにはもう、何も言うことはないのですが(笑)その清らかさに心を打たれます。頑張りやさんで、常に前を向いていようとする強さ。千津美ちゃんはそれを当たり前のようにしていますが、そうできる事ではありません。だからこそ、藤臣君は彼女を愛しているのだと思います。千津美ちゃんはすごい!!
(『彼方から』のノリコも似た所がありますが、彼女の場合、ドジというよりも、焦ると早口で喋り続けてしまう(笑)可愛らしい所や精神的な強さは共通しています。こちらもおすすめです。)


本当の強さとは。

 ひかわきょうこ先生の記念すべきデビュ-作。しかし、デビュ-作とは思えないほどの完成度の高さである。

 主人公の千津美は人一倍ドジで何をやっても裏目に出てしまう高校生。そんな千津美が、たった一人の肉親である姉の結婚を機に一人暮らしを始める。姉から貰った帽子が風に飛ばされ、それを拾って届けてくれたのが喧嘩が強く恐いと有名な藤臣君。この出会いからよく藤臣君に会うようになった千津美は、藤臣君の噂とは違う優しい面を発見していく・・・。人に優しくすることよりも人の優しさに気付く方が難しいのかもしれない。千津美は、はっきり言ってどうしようもなくドジだけれど、その分人の心遣いには敏感である。読んでいて、千津美に藤臣君は勿体無いと感じる人も多いだろうが、多分藤臣君は千津美のそんな所がいいのだろうなと私個人としては解釈している。

 二人を取り巻く人たちも個性的でとても面白い。ただ通して言えることは根っからの悪はいないのだ。というより千津美と関わると悪になるのが馬鹿らしくなってしまうといった方が正しいのかもしれない。人に無意識にそう感じさせてしまう千津美、これが彼女の強さである。


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