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ビクトル・エリセ DVD-BOX - 挑戦/ミツバチのささやき/エル・スール

ビクトル・エリセ アナ・トレント フェルナンド・フェルナン・ゴメス オメロ・アントヌッティ オロール・クレマン 
ビクトル・エリセ DVD-BOX - 挑戦/ミツバチのささやき/エル・スール
定価:¥ 15,120
新品最安価格:¥ 10,944
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犬猫の人の作文

なんで犬猫の人が作文を書いているのでしょう。それだけで買う気がしません。

紀伊国屋さん、お疲れさまでした。

 「ミツバチのささやき」をブラウン管テレビで鑑賞しました。黒はどこまでも黒です。色彩は鮮やかです。部屋を明るくして観ないと眩しいかもしれません。東北新社さんのも古い映写機から映し出された様な味わいがおさめられており、想像力をかき立てられますが、こちらの方は鮮明に色やかたちが表されています。経年劣化のない新しいプリントという感じです。最初に書きましたが、あくまでも影であるべきところはしっかりと真っ暗い影です。何はともあれ、紀伊国屋さんお疲れさまでした。
 あと、比較する意味もないのですが、クライテリオン版にもミツバチのささやき(という商品)がありますが、影であるべきところを丸裸に処理し、作品の持つ霊感をうまいこと殺してますので注意!!


ビクトル・エリセはやっぱりすばらしい

 20年以上前にスクリーンで初めて「ミツバチのささやき」を見たときは、何ともいえない衝撃でした。こんな映画があるんだ、と映画の奥深さにふれた思いでした。その後テレビで放映されて再び見たときに驚いたのは、一つ一つのシーンが本当に鮮烈に自分の中に残っていたことです。フランケンシュタインの映画を見るアナの大きな瞳、遠くまで続く一本道を自転車で下るシーン、線路に耳をつけ遠い響きを聞くシーン、炎の上を飛び越えるシーン、お母さんに髪をとかしてもらうシーン、大きなカップでミルクを飲むシーン。そして、有名なリンゴをあげるシーン・・・あげたらきりがありません。映像の一つ一つ表情の一つ一つがが詩的であり心を打つ、まさしく「映画」といえる作品です。それをDVDとして自分の手元に置ける喜び。復刻してくれてありがとう!

デザインは東北新社、画質は紀伊國屋書店

東北新社版をオークションで買おうか迷っていましたが、
今回ビクトル・エリセ自身の監修で再販ということで、こちらの紀伊國屋書店版を購入しました。
かなり明るく鮮明な映像になっていますので、暗闇の中の神秘性やノスタルジーは控えめになったのかもしれません。
しかし、「よく見えない」というようなストレスは減りましたし、見終わった後の疲れもなくなりました。

☆を1つ減らしたのはパッケージデザインです。
外箱の重厚な雰囲気や色合いは決して悪くはありません。
しかし3枚のDVDケースのパッケージは、外箱のイメージをなんとなく受け継いでいるものの、安っぽさを感じます。
使っている画像の解像度が荒く、文字の配置が乱暴で、エリセ作品にしては慎重さと繊細さに欠けています。
ブックレットも内容は充実していますが、ただ流し込んだだけのような文字、変な罫線や黒だまりが気になります。
サイトの画像で見る限りDVDケースのパッケージは東北新社版のほうが良さそうです。

しかし、どちらのDVDボックスを買うにしても、エリセ作品のすばらしさは変わらないわけですから,
今購入を考えている方には比較的値段の安価なこちらのDVDボックスをおすすめします。


YouTubeで比較してみました

商品が送られて来たので早速「ミツバチのささやき」を見てみましたが
画像は東北新社版よりは幾らか良いと思いましたが正直なところ期待はずれ
でした。全体に画面の調子は暗いしシャドウのデテールは潰れて良く
解らず見ていてイライラさせられて途中で見るのを放棄してしまいました。
YouTubeは解像度が低いもののクライテリオン版のクオリティの
高さに納得させられました。クライテリオン版よりも上質という売りの
様ですがそうでは無かったし、エリセの監修という事にも首を傾げさせ
られました。クライテリオン版は絵がとても奇麗でシャドウのデテールも良く
解り音質も良いと思います。これから買うのなら私ならクライテリオン版を強く
お薦めします。ですので画質についてだけの評価としては☆二つです。
期待し過ぎるとがっかりするかもしれません。
追記:「銀盤生活」サイトのVictor Erice's Roomで東北新社版を含めた
海外各社の画像比較が見られます。比較の参考になるかもしれません。



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こんな映画があったのか

タイトルだけは以前から知っていたものの、こんな凄い映画だったとは。
ただの不倫映画と思っていたよ…。

すばらしく幻想的で美しい世界でした。(興奮!)
これは何度も楽しめそうです。


出口のない迷宮へようこそ

ロブ・グリエとアラン・レネとの共同作業によって撮られたこの映画、難解というよりは永遠に答えのみつからない(あるいは答えなどはじめから用意されていない)シュールな1本だ。付属の解説書によれば、『嫉妬』と『迷路』をキーワードに一切の解釈・物語性を排除して制作されたという。映画というよりは、(作品の中で登場人物が興じるテーブル・ゲームのように)むしろ“知的遊戯”に近い作品なのかもしれない。

主要登場人物は3人(しかも名なし)。主人公の男Xは人妻のAに去年会っていると語りかけるが、AはXのことを覚えていないという。Aの夫らしいMは、ニムとよばれるゲームに滅法強い合理主義者のようだが、一方でXとAが駆け落ちし自分の元から2人が去って行くことを予感している。現在と過去、そしてそのどちらにも属さない想像上のシーンがバラバラにつなぎあわされているため、映画を見ながらにして観客はまるでパズルをしているような気分にさせられるのだ。

XとAは去年どこかで会っているのか、Mの嫉妬を買ってXは銃で撃たれたのか、AはXを逃がした後事故死したのか。こんなことを考えはじめると、ロブ・グリエとアラン・レネが用意した迷宮にさまよいこんだまま出てこれなくなってしまうので、はじめっから考えない方が無難である。静物のようにまったく動かない人々、豪華な装飾にふちどられた扉・鏡・廊下、直線的に設計された幾何学模様のような庭園。

ロブ・グリエとアラン・レネが精巧に作り出した“だまし絵”を見てあなたは何を感じるだろう。記憶の再構築という仮定にたどりつくもよし、映画全体に漂う死のメタファーを感じとってもよし。観客が無限ループにさまよいこんで右往左往している様子を見ながらほくそえんでいる2人の意地の悪い顔が目に浮かぶ。


この上ない映像美、独自性に酔いしれる

かつてこれほどまでに美しく、かつショッキングな映像体験があったでしょうか。物語性はありません。しかし怪物のように不気味にそびえる館と生気が抜けた彼岸のように横たわる庭園をめぐりめぐっていくうち、物語の中心人物たる男女の関係はおろか人間の意識の曖昧さがあからさまに露呈していくさまは圧巻。

登場人物の立ち位置から動きまでが完璧に計算しつくされた画面構成は見事というほかはありません。また背景、借景の使い方といったら、かつて見たことの無いモノクロ映像究極の様相を呈しているといっても差し支えないほど鮮烈で優美。難解すぎるプロットからしてもアラン・レネ監督が商業用フィルムをまったく意識しなかったことが伝わってきて、そこがまた痛快。

たとえ難解であっても映像芸術としてはパーフェクトに近い、これは人間思考の複雑な独自性と際立つ映像美に酔いしれるヨーロッパ映画の逸品。


ヒッチコック・ファン必見!

アラン・レネの作風からはヒッチコックと接点がないように思われるかもしれませんが、ロメール、トリュフォー、ゴダール、シャブロルといったフランスの作家たちがそうであったように、レネもまたヒッチコック作品に魅了された一人でした。この「去年マリエンバートで」には何とヒッチコック本人が、彼の作品のようにワンカット出演しています。映画の最初の方に、まるでゴシック風の調度品のように横向きで立っています。こんなことはトリュフォーの作品にもなかったことです!

クライテリオンは5月に・・・

HDニューマスターで再発とのこと・・・驚きましたが、もしや・・と思いクライテリオンのサイトを見てみたら・・なんと5月にDVDとBlu-rayがリリースされるそうです。


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価格相応というか

まず、字幕はフィルムに焼き込まれていて、消したりすることはできない。
しかも字体がちょっと変で、まるで中国語のフォントを流用してるんじゃないか
という気さえしてくる。本編の画質そのものはそんなに悪くないものの、
日本語吹き替えなんてものは当然なく、特典のギャラリーは画質が悪く
解説などは全くない。ちょっと翻訳の品質も疑いたくなるようなきわどい
仕上がり、、、。

でも、アンヘラ・モリーナとキャロル・ブーケの二人が演じるコンチータという
性悪女をこの価格で見ることができるのだからよしとするべきか。
ブニュエルが最後に放った快作であり怪作。


集大成

スペイン、メキシコ、フランスと渡り歩き、ヌーヴェルヴァーグに多大な影響を与えたルイス・ブニュエル。遺作ではあるが、今でも生きているかのような生命力に充ちた傑作だ!男の妄想に近いストーカーを、二人の女優で惑わし、テロで爆発して終わると言う、ルイス・ブニュエルの遺作に相応しい消滅の仕方である。今は亡きフェルナンドレイ、ルイス・ブニュエルに乾杯!


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PC・家電・CD・DVD  |  2009/11/25