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麻雀放浪記〈3〉激闘篇 (文春文庫)

阿佐田 哲也 
麻雀放浪記〈3〉激闘篇 (文春文庫)
定価:¥ 630
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麻雀放浪記〈2〉風雲篇 (文春文庫)

阿佐田 哲也 
麻雀放浪記〈2〉風雲篇 (文春文庫)
定価:¥ 660
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麻雀放浪記〈1〉青春篇 (文春文庫)

阿佐田 哲也 
麻雀放浪記〈1〉青春篇 (文春文庫)
定価:¥ 660
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人生を語った最高傑作

 サイコロ賭博のチンチロリンを皮切りに、博打という切り口で人生を語った最高傑作のひとつです。角川文庫で若い頃何度も何度も読みました。今回文春文庫で出版されたので懐かしくて買いました。やはり最高です。ドサ健、出目徳と決着を付けるシーンは人間の存続をかけたギリギリの姿勢が伝わってきます。博打の技術というものは「ツキ」や「運」を呼び込む技術だという事が豊富な例で語られます。

 底本は1992年に福武書店から刊行された「色川武大 阿佐田哲也全集」に拠るという事ですが、違いは感じませんでした。解説は、将棋界の先崎学氏です。先崎氏は「私のまわりの人間は・・・必ず読んでいた」と言い切ります。やはり勝負の世界という事で本物同士、相通じるところがあるのかも知れません。



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麻雀放浪記〈4〉番外篇 (文春文庫)

阿佐田 哲也 
麻雀放浪記〈4〉番外篇 (文春文庫)
定価:¥ 660
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麻雀放浪記(一) 青春編

阿佐田 哲也 
麻雀放浪記(一) 青春編
定価:¥ 580
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男の生き方の1つ

麻雀やチンチロといった、賭博を題材にしていますが、その背景にある、復興期の男の生き方(女の生き方も書かれています)に共感を覚えます。正確に言うと、共感というよりは、憧れなのでしょう。家庭も持たず、サラリーマン的な雇用関係もなく、腕一本で生きていく。こんな生き方をしたいと思う一方で、ドラマや映画のような憧れでしかない、とも思うのです。

麻雀好きなら間違いない1冊

終戦直後の東京で、自分の腕一本で生きてく博徒たちの結託と裏切り、生き様を描いた小説。

終戦直後、焼け野原の東京。闇市もまだなく浮浪者であふれかえった埃っぽいドヤ街で、青年哲は金ほしさから博打の世界へはまっていく。
昨日イカサマ業を教わった男を今日はカモにする。一緒に組んできた男にハメられる。それが日常となっていく哲と博徒たちの生き方には、現代にはなくなった独特の熱があってなんともかっこいい!!

勝負のかたに自分の女を売り、売られた女は「あの男は本物のろくでなしで、すごく魅力的なの…」と懲りずに言う(そんな台詞、死ぬまでに1回でも言ってみたい)。

勝負の最中に突然死んだ相手のみぐるみを剥いで、一切を着服する。あげく出てきた言葉が「奴は死んだー。つまり、負けたんだ。負けた奴は、裸にならなくちゃいけねさ。」「誰だってこうしてるんだよ。死ねば皆に食われちまうんだ」
それでいて、登場人物たちは死んだ相手をうらやましく思っている。自分もこんなふうに死にたいと…。
なんとも恐ろしい。恐ろしいくらいに最高のピカレスクロマンだ。

1点残念だったのは、勝負のシーンは本来ならばすごく読ませるところなのだろうけれど、悲しいかな、麻雀のルールを知らない自分はいまいち入り込むことが出来なかった。図解で雀牌の並びを説明されてもチンプンカンプンだし「ポンしたいんじゃない。アンコにしたいんだー」等のセリフも多量に出てくるが、やっぱり全く分からない。
心象風景や「チクショウ!」とか「クッ」などの台詞から勝負の優劣を読み取るのが関の山といったところか。続編はぜひとも麻雀を覚えてから読みたいところだ。

最後に台詞をもう一つ。
「これがとられたら、俺ァ飢え死にだ。面白えね!博打はこれだから面白え。死ぬも生きるもサイの目ひとつ、どうせなら、こんなふうに簡単に死にてえものさ」


最高のピカレスクロマン

ピカレスクロマン(悪漢小説)という言葉を、日本で一番多く受けたのが阿佐田哲也だろう。
阿佐田哲也は、ナルコレプシーという難病を患っており、治療代を稼ぎたい一心でこの
ペンネームでピカレスクロマンを書き始めたらしい。ペンネームの由来が、いつも徹マンで気がつけば「ああ、朝だ、徹夜だ」から来ているというのがふるってる。
本名の色川武大で書く小説は、ご存じのようにシリアスな内容であり、ペンネームで内容を切り分けていたのみならず、奥さんが書いた本「うちの宿六」では、マス目に書き込む字の大きさまで変えていたことが書かれている。

「麻雀放浪記」が出たばかりの頃、その圧倒的面白さに皆のめり込んで一気に全冊を読了し、興奮したものだった。
麻雀卓を囲む友人もみんなこの小説は読んでいて、
「おれは今日は坊や哲だぜ」「じゃあ、おれはドサケンで」、「あ!この中放充での三家和で流れるのは、阿佐田哲也の『東一局五二本場』に出てきたのと同じだな。俺もたいしたもんだ」などと言って喜んでいたものだ。
なにせ、ピンズだのマンズだの麻雀パイ配譜の絵が出てる小説なんて、阿佐田さんの前にはなかった。この分野のエンターテイメントを切り開いたのはは、間違いなく阿佐田哲也であり、彼のすべての作品が素晴らしく面白い。

2000年に出されたこの文庫本でも、昔と変わらず黒鉄ヒロシのイラストがカバーを飾っていて嬉しい。

もし読んだことのない人や、映画しか見たことがない人がいたら、是非読んでみてください。
こんなに楽しい娯楽小説は、そうそうないですよ!


最高の娯楽小説

作者自身の若い頃を「坊や哲」に重ねて描いた麻雀娯楽小説。これは(一)のレビューだが、本作(群)は巻を置く間を与えず、1晩で4冊読み切ってしまった。坊や哲は勿論、ドサ健、出目徳等の個性的な人物たちが、麻雀という真剣勝負に挑んでいくその姿。面白い。本当に面白い。人物が描けているとか、勝負の世界の厳しさが描けているとかはどうでも良い。ただひたすら面白いのである。いつまでも、いつまでも物語が続いて欲しいと切に願った。

日本にこのような優れた娯楽小説があっただろうか。麻雀等と言うと、文学界では1段も、2段も低く見られがちだが、本作はそんな常識を吹き飛ばしてくれる快作。作者はその後「色川武大」のペンネームで直木賞を取ったが、「阿佐田哲也」の評価はどうなっているんじゃいと思ったのは私だけではない筈だ。本当の意味での娯楽小説の最高傑作。


何度読んでも飽きることがない。日本が誇るエンターテイメント小説(青春編)

坊や哲、ドサ健、出目徳…彼らは戦後の混乱期をギャンブル一本で生き抜こうとするアウトローである。しかし、社会的にはそうでも、彼らは自分の決めたルールを愚直なまでに守り、決して生き方を曲げようとはしない。この小説にはそんな男達の生き様があますところなく描かれている。主人公達ばかりではなく、脇を固める人物達も知恵を絞り、彼らなりの哲学を持って、混乱した世の中を生き抜こうとする。登場人物全てが躍動感に溢れている。そんな彼らが、あらゆる知恵を絞り全身全霊をかけて闘う姿は圧倒的である。

読み進むにつれて、きっと彼らの世界に引きずり込まれ、自分の姿を登場人物の誰かに重ね合わせて読むことになるはずである。何度読んでも飽きることがない、日本が誇るエンターテイメント小説である。

このシリーズは、本作「青春編」に始まり「風雲編」「激闘編」「番外編」と続き、そして本当の番外編といえる「新麻雀放浪記」で完結する。これらの作品には、戦後の混乱期を脱し、安定・成長へ向かう時代が到来、坊や哲達とは考えも生き方も異なる新しいタイプのギャンブラーが登場する。そんな彼らと、古い世代となり自分の決めたルールでは生き難くなっていく坊や哲の闘いが描かれている。そして、「青春編」で登場した主な人物は、いずれかの作品に印象深い姿で登場してくる。「青春編」を読んで満足したならば、是非続編も読んで欲しい。

作品の内容には関係ないのだが、やはり、阿佐田哲也の作品のカバーは黒鉄ヒロシの絵が最も似合う。阿佐田哲也の作品の世界にピッタリの絵であるのと同時に、作品の主題を明確に表現している。




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麻雀放浪記(三) 激闘編 角川文庫 緑 459-53

阿佐田 哲也 
麻雀放浪記(三) 激闘編    角川文庫 緑 459-53
定価:¥ 540
新品最安価格:¥ 540
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何度読んでも飽きることがない。日本が誇るエンターテイメント小説(激闘編)

この激闘編に登場するギャンブラーは皆、キャバレーの経営者、金融業、インチキ出版社の経営者など裏街道ではあるが皆本業を持っている。ギャンブルは小遣い稼ぎであり、全てを賭けるものではないと考えている。出目徳の息子に三井にいたっては、ギャンブラーとしての父親の生き様を全く認めていない。時代の移り変わりである。

坊や哲も給料取りになるのだが、どうしてもサラリーマンにはなりきれず、アウトローの匂いを撒き散らしている。やはり、自分で決めたルールには忠実であろうとするが、時代がそれを許さない。

この作品には「青春編」で登場した人物も描かれている。女衒の達、ドサ健、そしてなんといってもチン六である。この作品のラストは、バラック小屋での坊やとチン六達のチンチロリンのシーンとなっている。坊やも含めて落ちぶれた男達である。このシリーズはチンチロリンのシーンで幕を開けるのだが、このラストも、時代の流れに乗れない男達には相応しいシーンである。

「青春編」に始まったこのシリーズは、「風雲編」を経て「激闘編」で一度区切りとなるのだが、その後「番外編」と続く。本当の完結はこの「番外編」である。その後発表された「新麻雀放浪記」は別の作品である。「青春編」から始まる4作品は、何度読んでも飽きることがない、日本が誇るエンターテイメント小説である。

作品の内容とは関係ないが、やはり、阿佐田哲也の作品のカバーは黒鉄ヒロシの絵が最も似合う。阿佐田哲也の作品の世界にピッタリの絵であるのと同時に、作品の主題を明確に表現している。


戦後のハイエナ達

もうページがスラスラ進んじゃう。
休憩入れる暇がない。
次へ次へと先が気になる。
読後、何度でも読み返したくなる。
そして登場人物の魅力的なこと。
繰り広げられる展開の面白いこと。
つまりこれはそれだけの名作なのだ。
池波、藤周あたり読むならこっちの方が断然面白い。
そして司馬遼、浅田ではとうてい書けないハイエナの世界がここにはある。

黙って読むべし。

新旧激闘

全4作の3作目で激闘編タイトルどうり激闘です。
戦後から変わりゆくのは世の中だけではない、その流れが玄人(プロ)の常識も変えてゆく、博打一筋の玄人”坊や哲””ドサ健”らと新たな副業的玄人達との激闘が描かれた作品



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実相寺昭雄 真田広之 嶋田久作 吉行由美 大家由祐子 岸部一徳 江戸川乱歩 
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えーっと

監督が監督だけに
面白くないです
見所は三輪ひとみ
可愛いかったですね


オンド・マルトノがすごい

映像も不思議だが、なんといっても音楽がすごすぎる。オンド・マルトノの演奏がエロチックに炸裂、こういう音楽で映画をこの日本でつくっていたなんて、實相寺昭雄監督はやはり天才!

やっぱ買い

諸兄ご指摘のとおり、真田がイイ。
押さえ気味の演技とセリフがむしろ彼の内面世界を大きく押し出して映像に出ちゃってます。
しかしそれは彼のポテンシャルあってこそ。一般にはこれを指して『迫真の演技』と云うかと・・。
それと小林少年の三輪ひとみ。大女優ですからウィキペディアで検索くださいって知ったかですが
姑獲鳥の夏を観るまで知りませんでした。完璧な死体姿に惚れました。あの映画で一番印象深かったです。
あのシーンだけで他の作品も観たいと、それも本作を買った大きな理由です。そして完璧な美少年姿に
二度惚れました。
亡き実相時監督。最近の映画の中で『日本家屋撮ったらピカイチ』ではないでしょうか。セットを
作れる予算があるのも大きいですが。
作品自体は『屋根裏〜』のストーリ/豪華キャストにやや軍配ですが、本作とセットでBOX化すべきです。

素人の勝手な感想で恐縮ですが近年、日本男優(しかも演技派と名高い)はハリウッドだかオスカー
だか存じませんが『演技が大きい』とみえます。日本の男っていつからそんなに泣いたりわめいたり
一点を凝視したり表情豊かになったの?カッコわる。『欧米かっ』て突っ込んでしまいたいです。
TVドラマのキ○タクさん(ファンの方スイマセン)も、いちいちどっか見すぎですよ。そんなに
つくらないでもいいです。新宿コマの舞台見てるみたいです(新宿コマの舞台が駄目だなんて事
ではありませんので)。批判は極力しない様に努めてますがつい云いたくなりました。


妖しきサナーワールド。

真田広之マニアはこの作品を語らずして何を語る?
妖しいまでの真田広之の凄艶さに酔いしれていただきたい。
この映画は内容もさることながら、真田広之演ずる「蕗屋清一郎」の完成度が高い。
「自己陶酔」の世界。
官能を刺激する舞台と倒錯者である主人公:蕗屋清一郎。
冒頭からウットリするような蕗屋の存在。
エロティックを目線で表現する真田広之の色気に脱帽です。
どんどん自分の美しさに引き込まれる蕗屋の異常なまでの精神状態をご堪能下さい。
ただし、一部R-15な場面が展開されますので家族団らんでの鑑賞は避けられたほうが無難でしょう。



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麻雀放浪記(四) 番外編 角川文庫 緑 459-54

阿佐田 哲也 
麻雀放浪記(四) 番外編    角川文庫 緑 459-54
定価:¥ 580
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何度読んでも飽きることがない。日本が誇るエンターテイメント小説(番外編ではない完結編である)

この「番外編」での坊やは現役のギャンブラーではない。サラリーマンである。そして、主人公としては描かれてはいない。

主人公は、ギャンブルのためなら命と奪われることも厭わない、ギャンブルを最高の贅沢と考える男“李憶春”である。当然、戦後の混乱期でもない当時の世の中では生きてゆけない男である。「青春編」に登場するギャンブラー以上のギャンブラーといえる人物であろう。

ドサ健も彼なりに自分のルールに則って世の中を泳いでいるのだが、やはり昔とは違う。しかし、坊やもドサ健も、結局李憶春の世界に飛び込んでいく。彼に昔の自分の姿を重ね合わせたのか、ギャンブラーとしての血がそうさせたのか…。ラストシーンの物悲しさは、ギャンブルだけに生きようとして、時代に飲み込まれようとしている男達を描いたこの作品に相応しい。

この作品は番外編ではない。「青春編」に始まったこのシリーズは、「風雲編」を経て「激闘編」で一度区切りとなるのだが、シリーズの本当の完結はこの「番外編」である。それに値する内容とラストシーンである。その後発表された「新麻雀放浪記」は別の作品であろう。「青春編」から始まる4作品は、何度読んでも飽きることがない、日本が誇るエンターテイメント小説である。

作品の内容とは関係ないが、やはり、阿佐田哲也の作品のカバーは黒鉄ヒロシの絵が最も似合う。阿佐田哲也の作品の世界にピッタリの絵であるのと同時に、作品の主題を明確に表現している。


やっぱりこれでしょ。

この名作・麻雀放浪記シリーズを読まずして「小説好き」は語れない。
他の時代小説なんかより面白いんだから!
ちょっと一巻から読んでみなさい。
下手すると人生観まで変わっちゃうんだから!
だって登場人物達皆かっこいいんだもの。


関東VS関西

全4作の4作目番外編で、前3作とは少し違った目線で見られる作品。
主人公哲が玄人(プロ)を引退してからの話で、新たに加わる李億春ら関西勢力と”ドサ健”率いる関東の地元勢力が意地と技での勢力争い。
その後李の情熱により”坊や哲”がここに復活、そして選ばれた4人が最後の勝負に出る。この結果は本作にてご覧ください。


痛快麻雀小説!

麻雀小説と言ったら阿佐田哲也氏の「麻雀放浪記」としか思い浮かばない程に、この本にハマっています(笑)
そして、その没頭している「麻雀放浪記」で最も印象深く、読んでいる時に1番時が経つのを忘れてしまった作品が、
この「麻雀放浪記4 番外編」である。
この小説の面白いところはなにも麻雀を打っている(やっている)時だけでは無い。

登場する個性豊かな人物が繰り広げる行動、生き様を見る(?)だけでもタイヘン面白く、味わい深い。
普通の小説に飽きている方々にも、麻雀が好きな方々にも、是非とも一度は読んで見ると良いと思っています。



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眠らない街 新宿鮫 [DVD]

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余り面白くなかった。

まずもってこれがフジテレビ作品であった事に驚いてしまう。 フジテレビでもこういうちゃんとしたコマーシャリズムに流されないしっかりした作品を作れるんですね。 もっとも映画の出来は余り良くありませんしヒットもしませんでした。まず主演の真田広之が全く鮫島には見えません。晶役も正直どうかなぁという印象です。それでもこれ以降の多くのフジテレビ作品、踊る大捜査線シリーズやヒーローやローレライやアンフェアやホワイトアウトやソウルやトライといったいかにもフジテレビらしい作品群に比べたら遥かに好感が持てます。 まだ製作者としての良心が感じられた頃のフジテレビ作品をご堪能あれ!

出色 ハードボイルド

独特の虚無感、正義感がしびれる凄さ。
ハリウッドを遥かに越える迫力。

真田の迫真の演技は抜群。
脇役も抜群の個性。

ストーリー展開もバシバシ。
脚本も冴え渡る。

日本映画の凄さを再認識。


晶はオレの女だー

ポルノにコメディ、ロマンスやヒューマンと幅広いジャンルでそれなり作品を撮り続けている滝田洋二郎監督。最新作『おくりびと』の評判も上々でハズシの少ない映画監督という印象が自分の中では強い。その滝田監督による大沢在昌の人気ハードボイルドシリーズ第1作目『眠らない街』の映画化だ。数年前に館ひろし主演でNHKドラマ化されたシリーズに比べると、真田広之の方が刑事鮫島役にはまっていた感じ。どんな役を演じても「あぶ刑事」に見えてしまう舘ひろしは演技の幅が狭すぎる。公安時代のイザコザを原因でキャリア組なのに防犯課の警部どまり、はぐれ刑事として単独捜査を敢行する鮫島の孤独感やトラウマ、(麻薬に対する異常なほどの)潔癖性などを真田広之が人間臭く演じている。

しかし、マドンナ役の青木晶役の田中美奈子は、(多くのレビュアーのご指摘どおり)あきらかなミス・キャスト。ロック・ボーカル・シーンはおいといても、原作の中では鮫島にロケット・○ッパイと呼ばれている晶と田中とのフェロモン差はいかんともしがたく、ポルノ出身の滝田監督をもってしても、(ソフトボールの上野投手にちょっと見似ている)田中から“女”を引き出すのは難しかったようで、肝心の真田との絡みがまったく盛り上がらない。むしろ、拳銃密造業の同性愛者・木津(奥田瑛ニ)とのあぶないプレーの方がよっぽど見ごたえがある。

ストーリー的には晶の新宿ライブと密造拳銃がどのように結びつくかが映画の見所で、観客の目を眩ます引っ掛けもちゃんと用意されており、正直中だるみはまったく感じなかった。最近のナル男俳優とは段違いの存在感を見せている、真田広之がとにかくかっちょいい。今時「晶はオレの女だー」なんてクサイ台詞を叫んでも絵になってしまうのは、この人ぐらいしか見あたらない。それだけに相手役のマドンナにせめて(10年前の)キョンキョンあたりをキャスティングしてほしかった1本だ。


走る! 走る!

真田広之、走る! 走る!
しかし田中美奈子は脱がない。
おまけになんだ、その色気のない下着は、それでもロッカーか!
今見ると出てくるケータイ電話に笑えます。


待ちこがれていました。

ついに、、と言うか、やっとですか。。。手持ちのVHSはもうボロボロです。
原作を忠実に再現するには、2時間弱では無理があると思うので、
ドラマの方があっているのかもしれませんし、この映画も賛否両論でしたけど、
個人的には原作のニオイは十分に出ていると思います。
NHK版の館さんも大好きなんでかっこいいんですが、かっこよすぎと言うか、、
あぶ刑事世代のワタシには無敵のヒーローに見えてしまうので、、、
鮫島の魅力ってその「弱さ」にあると思うので、その辺はやはり真田さんの方が
ハマっていたかなぁ、と。奥田さんに拉致されてるあたりなんか、館さんだとちょっと
キツイかなぁと思います。
あと決定的に、、、館さんはジーパンが似合わない(笑)、三段警棒も似合わない。
身長的には館さんくらい高い方が原作に近いと思うんですけどねー。
でも晶は、NHK版の川村かおりがハマってたと思います!今なら土屋アンナかなぁ。



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麻雀放浪記(二) 風雲編 角川文庫 緑 459-52

阿佐田 哲也 
麻雀放浪記(二) 風雲編    角川文庫 緑 459-52
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何度読んでも飽きることがない。日本が誇るエンターテイメント小説(風雲編)

戦後の混乱期を脱しつつ安定・成長へむかおうとする世の中で、坊や哲は、自分の決めたルールに従い、なんとかバクチ一本で生き抜こうとあがく。そんな彼が向かう先は大阪である。そこで彼は、東京のバクチ打ち達とは趣の異なる、一癖も二癖もある人物達を相手に、あらゆる知恵を絞り対決の場に挑む。

最後の勝負の場は「寺」であり迎え撃つのは僧侶達である。そこで繰り広げられるのは、“強きを助け弱きをくじく”という壮絶な闘いである。煩悩にまみれ、世俗的な人物として描かれる僧侶達の姿がいい。中でも住職である老師は、この作品に登場する人物の中で最も人間的かもしれない。

何度読んでも飽きることがない、日本が誇るエンターテイメント小説である。「青春編」に始まったこのシリーズは、この「風雲編」を経て「激闘編」「番外編」と続き、そして本当の番外編といえる「新麻雀放浪記」で完結する。この「風雲編」以降の作品には、戦後の混乱期を脱し、安定・成長へ向かう時代が到来、坊や哲達とは考えも生き方も異なる新しいタイプのギャンブラーが登場する。そんな彼らと、古い世代となってしまった坊や哲の闘いが描かれている。

作品の内容とは関係ないが、やはり、阿佐田哲也の作品のカバーは黒鉄ヒロシの絵が最も似合う。阿佐田哲也の作品の世界にピッタリの絵であるのと同時に、作品の主題を明確に表現している。


このシリーズは買い

私的には一巻三巻が好きだが、
しかしその面白さは星5つに値する。
この麻雀放浪記シリーズを読破したら、
きっとあなたもこんな世界に憧れを抱く事まちがいなし。
とにかく面白いから1~4巻まで読んでみるべし。
こんなの他ではちょっと読めないから。
阿佐田氏の小説読んだら他の作家の悪漢小説なんざウソ臭く思えてきちゃう。

著者が実際見て来たであろう世界が、さらに面白く描かれている。
文句無し。


ブー麻雀の魅力

全4作の2作目で、前作青春編ラストの衝撃後、社会の変化とともに主人公哲も変わり始める。組の代打ち・大阪ブー麻雀などをへて、さらに勝負の世界にノメリ込み勝負師として成長を見せる。(前作の青春編とはことなって本作風雲編はブー麻雀が主体になっていますが、ブー麻雀を知っている人も知らない人も楽しく見れる秀作だと思います。)

麻雀小説の最高峰

戦後間もない暗い時代を舞台に、博打なしでは生きられなかった男たちの世界を描いている。主題は、博打という世界でぎりぎりの勝負をする男たちの人間模様を描く、というところにある。麻雀を知らない人が読んでも十分楽しめます。


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