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武士の一分 [DVD]

山田洋次 木村拓哉 檀れい 笹野高史 小林稔侍 緒形拳 桃井かおり 藤沢周平 平松恵美子 
武士の一分 [DVD]
定価:¥ 3,990
新品最安価格:¥ 499
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商品の紹介
山田洋次監督による『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』に続く、藤沢周平原作小説の映画化。役目のため失明した下級武士を支える妻と中間、そして一分を通すため復讐に挑む侍の姿を描く。主役の武士に木村拓哉。その妻に映画初出演の壇れいが扮し、新鮮な存在感を見せている。
山田監督の作品は、一点一画を疎かにしない、きちんとしたドラマを描くことに定評があるが、『武士の一分』においてはそれが堅苦しさではなく、娯楽映画としての完成度を高める方向に作用している。前半。城中で毒味をする武士たちが、横一列に並んで役目を果たす、その軽快な動きの楽しさ。木村拓哉という絶妙な素材を得た山田監督の演出ははずみ、時折“SMAPのキムタク”をも見せて笑いを誘う。ドラマが佳境に入ると同時に、徐々に緊張感が増してくるが、息苦しさを感じさせることはない。木村の侍が復讐をとげる、その決闘シーンは良質なアクション映画さながらのテンションと迫力を誇示。その後に描かれる、ほろりとさせられる結末。そしてどのような武士にも守るべき一分があることをさりげなく示唆する、その優しさと余韻の豊かさ。娯楽映画として、完璧な出来である。(斉藤守彦)


クチコミ情報

山田洋次監督は素晴らしい映画人である

「たそがれ清衛平」「隠し剣鬼の爪」という、時代劇の中でも非常にクオリティの高い人間ドラマを撮った山田洋次監督。3部作といわず、ぜひまだまだ時代劇シリーズを撮って欲しい。この作品のように何もかもが裏目に出る作品もありますよ…、残念ですが…。真田広之&宮沢りえ、永瀬正敏&松たか子の共演に比べて、木村拓哉&壇れいのコンビが演技力なさすぎ。ミスキャストがここまで作品を死に追いやるとは…。他の方もおっしゃるとおり、この作品は最初の10分で駄作と分かります。

誕生日に映画館でみた映画

うーん・・・期待を込めて観た割りにはあんまり・・・でした。

岩手弁は壬生義士伝の東北訛りと比べてしまうけれど明らかに都会的。節々に現代語が混ざっているので訛りの持つ美しさが感じられなかったのが残念です。木村拓哉演じる三村新之丞は正座をした時の雰囲気がいいし、怒りを押し殺して泣いているなどの演技はさすがに上手い。けれど自身で「おしゃべりは嫌いだ」と言っておきながら日常のシーンではよくしゃべる。「月9」のイメージが拭えません。刀さばきが格好良いのに殺陣シーンが少なくて勿体ないです。終わり方がストレート過ぎ。もう少し捻りや意外性が欲しかった。随所に散りばめられた「笑い」が面白かったので星2つ。


時代劇メルヘンですねぇ

 キムタクに偏見を持っている人とか、とどめを刺さないのはおかしいとか細かいとこに批判する人は多いみたいだけど、正直とっても良かった。3月にDVD見て以来、何度も見てしまう。特に加世にはぞっこんである。不貞を悩む描写が足りないとか言うコメントを見たことがあるが、すでに島田との一件が起こったと思われる頃から、事実を告白するまでの間の何気ないシーンの中では、彼女から屈託のない明るさが失われており、切なそうな表情仕草によりその後の筋書きを知らない者の胸にも何か引っかかるものを残したはずである。おかしいと言ってしまえば、にわか盲目の剣士が剣術の達人に勝つことや、例え封建時代であるとはいえ、仕事上の役目からの不幸が原因で家を取りつぶしにしたりは普通はしない、と言うことの方が強いはずだが、それを言ってしまえばお話自体が成立しない。
 それにしても加世は自分が愚かであったと泣き崩れたが、いったいどうすれば良かったというのだ?最初の件はどう見ても手込めであるし、2回目以降は主人にばれてしまったら、自分の身が危ないのはもちろん、自分の主人が相手に黙っているはずはないと思っただろう。結局、主人の命を守るには、自分が犠牲になるしかないと彼女には思えたはずである。また、いったん離縁したことでいっそうお互いの大切さが認識できたとも言える。ただ、島田がほんとうに口添えしていたら、どういう展開になったのかは気になる。最終的に言えるのは、この夫婦は一番賢明な選択をしたのだ。自害も、手打ちにもしなくて再会の可能性を残したのだから。


弛緩した感じ

山田洋次監督の時代劇三作目、
三部作と言われていますが、話が繋がっているワケではなく
海坂藩(原作の藤沢周平が創りだした架空の藩)が共通の舞台

つっこみドコロ
キムタクの胴がガラ空きだったのに、
なぜ切り込まないのか?
J事務所の意向なのか?

『たそがれ清兵衛』の魅力は、剣術の力量を常に隠していたところ。

『隠し剣 鬼の爪』でのドキドキ、ワクワク感は、
秘伝である必殺技の正体を、最後の最後まで明かさなかったこと。

両方とも緊張感があったのに、今回は、なんだか弛緩した感じでした。


一度見ていただきたい。

演技そのものはすばらいと思いますがキャストや台詞の言い回しで「現代」が
ちらほらするのが気になりました。
場面も同じ舞台ばかりで淡々と進みます。
前作の蝉しぐれはお笑いの人を起用していましたが、あちらのほうが感動し、共感できました。
しかしながら、決して凄腕の剣士ではない主人公が決死の覚悟で命を懸けて闘うところ、
男は人生に一度闘わなければならないときがある。
そんなところが心に響きました。
あまり動きがある映画ではなく、あくまで心の心境を伝えたい映画だと思いますので、それを理解してみれば楽しめます。
時代劇好きはおすすめです。



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隠し剣 鬼の爪 通常版 [DVD]

山田洋次 永瀬正敏 松たか子 吉岡秀隆 小澤征悦 田畑智子 藤沢周平 朝間義隆 
隠し剣 鬼の爪 通常版 [DVD]
定価:¥ 3,990
新品最安価格:¥ 1,779
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商品の紹介
時は幕末、庄内・海坂藩の下級武士・片桐宗蔵(永瀬正敏)は、かつて自分の家に奉公していたきえ(松たか子)が嫁入り先で虐げられていることを知り、その身柄を預かった。しかし世間の目は冷たく、やがてきえは宗蔵のもとを去っていく。そんな折、謀反の罪で投獄されていた友人の弥一郎(小沢征悦)が脱獄。家老の堀(緒形拳)は、非情にも宗蔵にその征伐を命じた…。
名匠・山田洋次監督が『たそがれ清兵衛』に続いて藤沢周平の時代劇小説を原作に取り組んだ時代劇。一見前作と似たドラマ展開だが、その実、前作よりも一歩踏み込んだ武家社会批判や、それに対する主人公たちの前向きな姿勢が汲み取れるものとなっており、娯楽的な要素もぐんと増えている。『男はつらいよ』を彷彿させる人間関係図も見え隠れするなど遊び心も多分で、また殺陣の非情なダイナミズムも今回の方が際立っている。永瀬の立ち回りも見事。前作の好評を受けて、さらなる進歩を遂げた傑作である。(的田也寸志)


クチコミ情報

原作と全く異なるあらすじに違う道を見いだしている

藤沢周平ファンで原作の大半を読破しており、本作の原作も大好きな一冊です。
本作を購入し観た時ストーリーのあまりの違いに愕然としました。
というより同じ部分を探す方が難しいくらいに違う物語になっていました。
原作の、藤沢周平に強い思い入れの在る方には抵抗を感じる作品と思われます。
原作にある特有の暗さと寡黙さとミステリー的な要素、圧倒的な強さは全く描かれていません。
藤沢作品の短編4つ程度を纏めて一つの映画としておられるのですがベースとなるのはタイトルのモノとは異なります。

しかし、原作に囚われずに映画として観ると非常に優れた佳作と感じます。
「たそがれ清兵衛」では真田広之さんと宮沢りえさんが突出している作品でしたが本作は永瀬正敏さんと松たか子さんだけが目立つ作品ではありません。
むしろ周囲の人々に強い個性を与え群像劇になっています。
殊に吉岡秀隆さん、田畑智子さんは台詞回しを含めて素晴らしい仕事を見せてくれています。
藤沢作品に群像劇は見受けられず、そういった点からもやはり本作は「山田洋次の作品」と考えるべき作品です。

徹頭徹尾貫かれる松たか子さんのお転婆だが健気な役作りにも胸を打たれました。
素晴らしい俳優陣が秀でた監督により纏められた秀作です。


3部作中もっとも辛口

最初、全体の完成度、見ごたえ、感動は、武士の一分、たそがれ清兵衛、そしてこの鬼の爪の順だと思った。ところが、2度3度と見直すうちに逆になった。

この鬼の爪が一番辛口で、2度目も3度目も泣いてしまった。黒澤を踏まえたような、笑いと凄みのコントラスト。殺陣は、さすがに清兵衛ほどの見せ場になっていないが、最後の隠し剣は、殺る側殺られる側ともに決まっていた。それに、安易ではない辛口のハッピーエンドもいい。ただ、松たか子って背が高すぎ。


お前行くなら わしゃ何処までも 蝦夷や千島の 果てまでも

『篤実に 胸に秘めたる 鬼の爪 苦労言いつけ 幸は望まず』

個人的には、藤沢周平3部作で一番好き

悪役がいて、終盤に向けて悲壮感とともに緊張が高まってくる展開がいい。そして、謎の必殺技「鬼の爪」が決まる瞬間の描写。確かに一瞬で、引き目の絵といい、下手をすると見落としてしまうほどなのだが、これが決まったときに、この映画を完全に好きになってしまった。

本当に頭を剃り、しかもそこから少し髪が伸びた状態という永瀬正敏の役作りも、ちょっと笑ってしまうほどのインパクト。きつい山形弁といい、泥臭い庶民武士のリアリティがいい。昨今のハリウッド映画のようなテンポはないし、リアリズムを突き詰めた結果か、風景も何だか地味なのだが、結末も含め、見て良かったと思える作品。


東北武士

主演の永瀬正敏さんの東北弁は、なかなかすばらしいですね、、、。他の出演者は、所々、標準語っぽい発音もありましたが、『はざま』を『はんざんま』という発音にしたり、役者陣も、相当練習したんでしょうね、、、。しかし、身分違いの恋がメインのはずが、松たか子扮する『きえ』が、苦労しているシーンがあまりにも少なくて、宗蔵達と暮らしていた頃と、商家に嫁いだ後と、どれくらい『きえ』の内面に変化があったのか、ちょっと分かりにくいために感情移入しずらい部分が、いくつかあり、最後に決闘する狭間との交流が、いまいち深く描かれていないのが、ちょっと残念ですね、、、。もっと、狭間との決闘前の平和なシーンが多ければ、かつての仲間と決闘しなければならない辛さが、もっと伝わったような気がします、、、。後、最後のセリフで、ようやく宗蔵が、きえにプロポーズするシーンで、『プロポーズが、命令なら、承知するしかない、、、。』という意味のきえのセリフが、あまり生きていなかったような、、、、言葉に出来ずも、本当にお互いの事が、好きで好きでたまらなかった風の行間(きえの涙の一粒くらい)が、欲しかったような、、、。これは、逆に3話か4話のドラマ形式にした方が、良かったような気が、、、。全体のストーリーや、配役は良かったと思います。


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隠し剣 鬼の爪 特別版 [DVD]

山田洋次 永瀬正敏 松たか子 吉岡秀隆 小澤征悦 田畑智子 藤沢周平 朝間義隆 
隠し剣 鬼の爪 特別版 [DVD]
定価:¥ 6,090
新品最安価格:¥ 4,483
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商品の紹介
時は幕末、庄内・海坂藩の下級武士・片桐宗蔵(永瀬正敏)は、かつて自分の家に奉公していたきえ(松たか子)が嫁入り先で虐げられていることを知り、その身柄を預かった。しかし世間の目は冷たく、やがてきえは宗蔵のもとを去っていく。そんな折、謀反の罪で投獄されていた友人の弥一郎(小沢征悦)が脱獄。家老の堀(緒形拳)は、非情にも宗蔵にその征伐を命じた…。
名匠・山田洋次監督が『たそがれ清兵衛』に続いて藤沢周平の時代劇小説を原作に取り組んだ時代劇。一見前作と似たドラマ展開だが、その実、前作よりも一歩踏み込んだ武家社会批判や、それに対する主人公たちの前向きな姿勢が汲み取れるものとなっており、娯楽的な要素もぐんと増えている。『男はつらいよ』を彷彿させる人間関係図も見え隠れするなど遊び心も多分で、また殺陣の非情なダイナミズムも今回の方が際立っている。永瀬の立ち回りも見事。前作の好評を受けて、さらなる進歩を遂げた傑作である。(的田也寸志)


クチコミ情報

印象的

リバイバルで映画館で観ました。初めて時代劇を観ました。すごく引き込まれてしまいました。
永瀬さん演じる主人公がとても魅力的。冴えない感じですが、凛とした佇まいで重みがあります。吉岡さん演じる友人とのやりとりは軽快。周りを固める俳優陣も全く違和感ありません。
信念を持って生きることは素晴らしいなと思いました。


複雑に織り上げられた作品

「たそがれ清兵衛」との類似性をよく指摘されていますが、実際の内容は全く違う所にあると思います。藤沢周平の士道物自体、上意討ちを扱いながら、読後感が全く違う作品が複数あるのと同様ではないでしょうか。

主人公の片桐宗蔵とヒロインきえの、日常生活の営みの細かい描写、友人や家族・親戚とのかかわり、それは温かくや時にコミカルな印象さえ受けるのですが(嫁を貰えない宗蔵をなじる叔父達の描写には何度見ても噴出してしまいます)それでいて、主人公は三部作の中でもっとも苛烈な立場に置かれます。
宗蔵自身は、変化を求めず、淡々と、周りの人を大切にして生きることを望む人間でありながら、です。


時代の流れ、身分の違い、侍としての生き様、そして「隠し剣」。この作品の中で描かれているものは多く、複雑に絡み合っています。初見はとらえどころが無い印象を受けるかもしれません。
ですが、どこに注目しての観賞でも、この作品の中に漂う穏やかさや端正さは、心に残るものだと思います。

永瀬正敏さんは感情を抑えながらも、静かに浮かび上がる演技で素晴らしいです。作品中の複雑な要素は全て宗蔵の上に掛ってくるのですが、それらを佇まいの上に纏め上げていました。
どちらかというとトリッキーな役が多い人ですか、「息子」や「学校2」同様、自身の個性を生かした役ではないでしょうか?
細かい描写ですが、神戸浩さん演ずる中間の直太へのさりげない温かさの表現が記憶に残ります。
松たかこさんのきえは、大らかで明るい女性。吸い込まれそうな大きな瞳と、歌うような庄内弁の響きが印象的です。
吉岡秀隆さんの島田左門も愛すべき個性の持ち主。確実な存在感を残しています。
親友であり敵の狭間役の小澤征悦さんは眼差しに凄みがあります。この作品の不満は、後半の核となる狭間と片桐の相克の描写がやや説明不足であるということでしょうか。
しかし、二人の対峙は、「死地」と表現した藤沢氏の文章を思い起こすものだった思います。


山田作品の最高傑作

先日、金曜ロードジョーで観ました。 素晴らしかったです。 特に最後のシーンが。 ここまで画面の隅々まで一分の隙の無い程作品世界で塗り固められる映画監督が日本に他にいるでしょうか?

「映画芸術」という言葉を思い出させてくれました。

山田洋次監督の時代劇は、娯楽であり芸術作品とも思える様式美が備えられていて「映画芸術」という言葉を思い出させてくれます。昔の武士も今のサラリーマンと同じような境遇だったのだな、と思ったのですが、よく考えると時代劇を借りて、現代を描いていると見るべきなのでしょう。それほど、山田洋次監督作品はリアリティーがありますね。さらに、きれいな日本の風景や美しい日本人像を描いていてくれて、優れた日本映画を求めておられるお気持ちが画面を通して伝わってまいりました。山田作品の現場は大変だと聞きますが、主演の、永瀬さん、松たか子さんをはじめ、どの出演者の方も最高だと思います。それに付け加えて、一部の隙もなく緩んだところもない画面の美しさが本当に素晴らしいです。映画を連続する絵と感じられる作品です。

北の方さ行ぐごど、ね、もうすぐ維新でがんす

 どうにも、後味の悪い映画になってしまって、「片桐」と「きえ」の先々もまた心配。片桐が禄を藩に返したと見られる文久辛酉年は、1861年。1868年が明治元年だから、もう数年もすれば、維新である。廃藩置県は、1871年。今、蝦夷へ行って商いの経験もない者が愛する者と共にとは言え、商売をして幸せになれるという心算はあるのか。

 既に他のレビュアーの方が述べていたが「演技は素晴らしいと思います。内容ですね」。このような、映画館から出ときに、吐息混じりの声が自然と出てしまいはしないか。全体像からの印象だが、出演者はこの主人公二人以上に、見た目のなり、手足ばかりでない演技、ことばの発し方等々において優れていた。一例だが、表情の乏しい片桐と狭間の立ち合いでは、狭間のぼろぼろの褞袍姿が勝っていたと見るのが自然だ。
 身長165cmの大柄のきえを背負うシーンが欠かせないものなら、それなりの配役が欲しかった。病の身でしがみつく手は撫で肩から滑り落ちそうで、垂れ下がる足は床に付きそうで、腰を深くして見ていられない。あるいはまた、小間物屋でのきえは、片桐が言うほどにやつれていたか。少なくとも、やつれた黒髪と表情であったか。かつ、そのような努力がほとばしっていたか。

 山田監督はもう若くはない。作れる映画にも限りがあろう。国際映画祭向けの作品作りなら、日本人以外の文化的・歴史的・宗教的な背景を考慮したもので一発狙っていただくとして、私達が映画館の終了のブザーが鳴り、館外の光と空気に触れたとき、より高次の心持ちになれるような時代劇が生み出されることを期待する。

 本DVDは、特別版のせいだろう、メイキングが大量に付いている。子供向けの菓子ではあるまいし、期待はしていなかったが、あまり褒めたものはない。以上、辛口は山田監督リピータ由に。



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隠し剣 鬼の爪 [DVD]

山田洋次 永瀬正敏 松たか子 吉岡秀隆 小澤征悦 田畑智子 藤沢周平 朝間義隆 
隠し剣 鬼の爪 [DVD]
定価:¥ 2,800
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クチコミ情報

松たか子さんに惚れ惚れ(‾o‾)

何回観ても、松たか子さんの美しさに惚れ惚れしてしまいます。
高峰秀子さんとタメをはるほど素晴らしく美しいと思います。


藤沢周平映画の最高峰

「武士の一分」までの一連の藤沢周平映画の中で、この「隠し剣 鬼の爪」がベストだと思う。

まずなんといっても、ヒロインの松たか子が素晴らしい。「女性の品格」という本が売れる
現代だが、このきえという女性は「品格」よりもっと大切な何かを仄かに薫らせ、愛おしい。

また永瀬正敏も良い。各作品の主人公の中でも、飛び抜けストイックで無駄な動きもなく、
田舎の小さな藩の下級武士という感じが一番する。

緒形拳も、各作品の悪役の中で最高のワルである。(最悪のというのが正しいのかな?)
監督は山田洋次でないが、「蝉しぐれ」ではとても善い人だったのでその落差が面白い。

さらに、タイトルは勇ましいが、立ち回りの時間は短くそれでいて深く印象が残るシーンだ。
後から思うと、こういう題名を付けてしまう事はリスキーだが、そうでないと見逃すほどだ。

いささか書き過ぎてしまった。
もう一度言う。松たか子のきえは邦画史の1ページを、ひそやかに飾るヒロインである。



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武士の一分 豪華版(S) (5万セット限定 3大特典付) [DVD]

山田洋次 木村拓哉 檀れい 笹野高史 小林稔侍 緒形拳 桃井かおり 藤沢周平 平松恵美子 
武士の一分 豪華版(S) (5万セット限定 3大特典付) [DVD]
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商品の紹介
山田洋次監督による『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』に続く、藤沢周平原作小説の映画化。役目のため失明した下級武士を支える妻と中間、そして一分を通すため復讐に挑む侍の姿を描く。主役の武士に木村拓哉。その妻に映画初出演の壇れいが扮し、新鮮な存在感を見せている。
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山本晋也程度に言われたくない!

とにかく公開当時のアホな芸能マスコミと山本晋也の異常なまでの持ち上げっぷりに心底ウンザリしてしまいました!やはりフジテレビの月9レベルの視聴者に合わせた人向けの映画だと思います。

劇場で観ました。

良かったので、二回観てしまいました。

これを観て、木村拓哉のイメージが変りました。
よく、ここまでリアリティのある演技が出来るなぁ・・・と関心しながら、観ていました。
スマップの木村拓哉なんて、あまりにも華やかなイメージが強くて、こんな底辺社会を生きている武士の心情を描ききれるのか・・・と感じてしまいがちですが、これは、本業の役者でも、敵わないんじゃないのか・・・と思わされるくらい、素晴らしいものでした。

何より、最後の決闘シーンの素晴らしさときたら・・・・最高でした。

あんまり良かったので、原作も読んでしまいました。


普通に見られる作品

 まず、主役は木村拓哉だが彼は俳優ではない。だが主役を自然に演じていた事は評価できる。方言も全編を通して自然に話していたし、剣道をやっていただけあって殺陣もよかった。彼の演技に対する批判の原因である「キムタク語」も、時代劇なのでもちろんないのでその点では安心して見られる。盲目になってからも、明らかに演技をしているというわざとらしい演技ではなく、自然体でキムタクを主張する事なく落ち着いた演技をしている。だが、さすがは木村拓哉というか存在感はある。檀れいは初めてにしては頑張ったと思うし、笹野高史はさすが名脇役という演技、桃井かおりの存在感もさすがと共演者も素晴らしい。
 「華麗なる一族」も原作が好きなので全話見たが、見て感じたことは、彼のイメージに関係なく演技させようと製作陣が思えば、彼はそれに応えるだけの力量を持っているのではないかと感じた。それまでイメージ通りに演じさせ過ぎた結果、批判に繋がってしまったと思われる。
 そしてこの作品は、時代劇としては異例の興行成績を記録した。その事に関して、興行目的のために木村拓哉を起用したと主張する人もいるが、主役を演じられるだけの力量があると判断しての起用だと思う。俳優を本業としていない割には、この作品の主役を見事に演じて見せたと思う。これまでに確立された「キムタク」のイメージを引きずり、その彼が主役を演じている作品だからと偏見を持って見られていることが非常に残念である。


壇れいとスタッフと一部特典だけは賞賛できる。

1作目の『たそがれ清兵衛』は通常版も特別版も無くデジパック仕様の、心から消費者のためを思って作られたDVDであった。本編の内容も実に素晴らしかった。やっぱり山田監督は日本を代表する監督と表現しても大袈裟ではないと確信できました。しかし、2作目の『隠し剣 鬼の爪』は本編がパッとせず、DVDも通常版と特別版が同時に発売されました。この頃から、松竹(他の映画会社もそうですが)は利益の追求に走り始めた感がありました。そして本作。内容は、とても映画初出演とは思えない壇れいの素晴らしい演技と、カメラに映らない所で業を発揮するスタッフ以外はまるでダメでした。これについてはいずれ通常版のレビューに記載しようと思っています。
そして私は興業収入目的で木村拓哉さんを主演に据えた(というより恐らく外部の圧力によりそうさせられた)のは失敗だと思いました。私は木村さんに強い思い入れはありませんが、仰々しく「完全版」と題されたインタビューや「カード」というのは名ばかりの薄い紙に書かれたコメント、今までに無かった「主演俳優の顔」が目に付くアウターケース(実際のアウターケースは写真のものとは異なります!)、公開に先駆け発売された(それまでのシリーズでは無論発売されていないしその必要もない)「一分 TAKUYA KIMURA」というDVDの存在からも、映画を作る目的が観客から一人の俳優に転換してしまったことは疑いようがありません。
松竹も決して経営が順調とは言えない事情もあるでしょうが、10年掛けて構想を練った『たそがれ清兵衛』を、2年足らずの構想と利潤目的のキャスティングで超越することが不可能だと想像はつかなかったのでしょうか?
DVDと言えば、格式高いデジパック仕様は姿を消し、通常版ディスクに特典ディスクとそのケースが添付されただけの利益最優先丸出しで安っぽく、音声もdtsが不採用となった残念な物。褒められるのは特典映像とブックレット、ポストカードくらいです。
つまらない映画に頻繁に見受けられる「最高傑作」「感動作」とかいう痛々しいコピーや「日本アカデミー賞(←この賞も潰した方がいい)最多13部門受賞」という何のプラスにもならない受賞暦を大盤振る舞いしてくれているこの映画及びDVDを最高と位置付けるならば私はもう邦画を観ないし、日本映画の歴史が終焉を迎えるのもそう遠くはないと思います。
願わくば、時代劇3部作を実在の物とは逆の順序で公開してもらいたかったです・・・


何も知らないXXのほうが。。

届いてから少し待って、暮れ方から夜にかけてカーテンを閉めずに観てみました。
全体のトーンが低くなく高くなく中間なのは、山田作品のもつ味であると同時に、
庄内弁の抑揚に関わるのかも。上方方言の影響があるそうで、上方出身の私は
主人公の話す「加世はXXなおなごだの」のXXがキーワードのひとつかなと思いました。
泣きポイントはいくつかありますが、徳平が加世に問い詰められて言う、親心の言葉に
ウッときました。
幸せなときには鳥の声がして、やがてそれが聞こえなくなります。
蛍のくだりも美しい。ぜひ観てみて下さい。

この映画の主役はもしかして加世?と思わせる木村拓哉さんって、やっぱりすごいのでは。



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蝉しぐれ プレミアム・エディション [DVD]

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クチコミ情報

泣けました。

原作もドラマも見てない者の感想。厳しめのレビューが多いようだが、私はいい映画だと思う。

まず、少年時代の文四郎とその友人、そしてふくたちの生活・周囲で起こる事件を、時間をかけて描いているのがよい。父と文四郎の最後の会話の場面は構図的にも面白いし、少女時代のふくのひたむきさに心うたれる。特に坂道で荷車を引く文四郎に手を貸す場面。まずここで涙腺がゆるむ。この少年・少女時代の丹念な描写があるからこそ、後半の成長した文四郎とふくとの再会、そして悔いを残したままの別れにジーンとくる。

そして斬り合いシーンのリアリズム。1本の刀で多くの人を斬れないから、多人数の敵を相手にするときは刀を多数本用意しなければならないが、この映画ではその点もぬかりない。原作やドラマがこの場面をどう描いていたか知らないが、真剣勝負の迫力は十分ある。

思いを秘めたまま、運命にさからわない凛とした態度。そして農村の美しい四季。2時間ちょっとで、日本、そして日本人の原点に気づかせてくれる作品だ。


痛い…

映画っていうのは、演出だったり、カメラワークだったり…。この作品では全てが及第点に達してません。物凄く陳腐です。見続けるのが凄く大変でした。だめだこりゃ!

切なさが伝わらない蝉しぐれ・・・

映画だけあって背景は美しかったです。
市川染五郎は苦労知らずの坊ちゃん的風貌でこの主人公(文四郎)の雰囲気とは違うと思いました。彼は「阿修羅城の瞳」のような役の方が似合いますね。また、ふく役の木村佳乃はコメディタッチの映画の方が似合います。それは彼女の「笑(えみ)」が少々ふざけた感じがあるからかな、と。藤沢周平がふくが側室となって見につけた「品」を感じなかったです。

お蔭さまで、小説→NHK時代劇→この映画、と3通り楽しめました。NHKの脚本を書かれた方が監督をされたようで、NHKで7回の放映回数に合わせて詳細な解釈を入れたのとは逆に、映画では最後の対面、「ふく」と昔通りに呼び捨てることでサラリと終わらせた。NHKで思い切り「切ない」思いをさせられた一視聴者としては、やはり拍子抜けでした。甘酸っぱい切なさが伝わってこないのです。大人になったからこそ、二度と会えないからこそ、今度こそこれが最後のケジメになる切ない哀愁が伝わってこなくてとても残念でした。


おふく役に難…

おふくの子役、佐津川愛美のかわいさが全くなくなってしまう大人の配役はどうにかならなかったのか。眼の大きい浜田翔子なんか良かったかも。

少年時代は

文四郎の少年時代を演じる石田卓也さんは良かったと思いますよ。二人で父の遺体を運び坂をあがる、あの長い長い無言のシーンはこの映画の中では秀逸だと思います。そりゃ欲をいえば色々難点もあるけど、痛々しい少年の心情はよく伝わって来ました。この年令の俳優さんです。私は見事だったと思うんですよ。


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山桜 [DVD]

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クチコミ情報

「山桜」への想い

テレビドラマ「蝉しぐれ」「清左衛残日録」藤沢作品の映像作品には原作を損なわない作品が
あり、映像化される度に楽しみにしています。次回作は「花のあと」という話です。花のあと
を読んで主人公いとを田中麗奈さんを思い浮かべていました。この「山桜」を見たのはその後でしたので、本作のヒロインとして出演されていた事は後から知ることとなりました。

手塚演ずる東山さんは最近必殺の渡辺小五郎のイメージが強かったのですが、こちらも大変すばらしい演技だったと思います。

ただ、郷方廻り役人として郷の窮状を描く場面。もう少し描きこんだ方が良かったのではないでしょうか?刃傷沙汰にいたる場面もあまりに涼しすぎると感じてしまいました。

富司純子さんの佇まいは心打たれます。心労のあまり痩せさらばえてしまった母御の沈痛さが
良く出ていたと思います。山桜は季節が廻り、誰言われることなく花を咲かせ散り行くものです。美しくはかないながらも人のこころに訴えかける、一縷の願いを込めて手塚の無事を祈る
こと。誰言われることなく自らの気持ちに突き動かされる衝動に心打たれます。そこに表題作
「山桜」への想いが込められているのではないでしょうか?

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私も手塚弥一郎みたいな人が好きです。

藤沢周平さんの小説の中で、好きなほうから五本の指に入る『山桜』。

東山紀之さん、いい役者さんですね。
原作では弥一郎は‘男にしては優しすぎる目元が’とあるので
キャスティングを知った時は正直首をひねりましたが
今は彼以外に考えられません。

原作を読んでいない方が、「野江と弥一郎が一緒に出てくるシーンが少なすぎる、
冒頭の、桜のシーンのあれだけか」と言っていましたが、
あれだけだからいいんです、あまり説明的でないところが。
弥一郎の人となりを端的に示しているではありませんか!
おにぎりのシーンは本にはありませんでしたが好きな場面です。

マイナスの理由はヒロインのイメージとラスト。

田中麗奈ちゃんは嫌いではないですが、ごめんなさい、私の野江のイメージではなかった。
壇れいさん・松たか子さん・鈴木京香さんなどの和風美人が浮かんできます。

それから、私が原作をこよなく愛しているせいかもしれませんが、
手塚家を訪れた野江が、玄関の上がりがまちで思わず泣き崩れるラストの方が余韻が
あってよかったかも。
みている方は、行く末が案じられてちょっと心配なのですが。


藤沢小説が好きなら、この映画も楽しめます

最近藤沢周平の小説を原作とした映画が多いですね。
この手の作品は往々にして原作と乖離してしまうのですが、(特に藤沢作品は短編が多いので)この作品は小説の行間の叙情を絵にしたような作品で、藤沢ファンなら楽しめると感じました。
原作と同様、はっきりしたラストは描かれていませんので、その点は評価が分かれるところだと思います。
ですので、万人向けという訳ではありません。その点を考慮して星4です


山桜のようにひそやかで美しい男女の情愛

藤沢周平氏の約20頁の原作を100分足らずとはいえ品格のある1本の映画作品に昇華させた作品。原作に忠実なストーリーだが、原作のイメージを裏切らない。山桜の美しさ、その下でのかつて縁談のあった野江(田中麗奈)と手塚弥一郎(東山紀之)の出会い、その出会いを胸に秘めたまま意に添わない嫁ぎ先での嫁の役割を果たそうとするも、弥一郎の正義感あふれる行為を悪し様に言う婚家と決別し、実家に戻り、牢に閉じ込められたままの弥一郎の家を訪ねる野江の、多くを語らないが真っ直ぐ筋の通った行動。その弥一郎の家で彼の母に「待っていたのよ」と迎えられ、回り道をしたことを実感する場面は感動的だ。

山桜の季節に始まり山桜の季節に終わる構成の妙。要所で挿入される美しい自然の描写。そして何よりも控えめな田中麗奈と東山紀之の演技が素晴しい。台詞は少ないが、2人とも周囲の人を思い、誠実で、決然と行動する芯の強さを持っているが、情愛は胸に秘めたままという、古き良き日本人の倫理観・正義感・情感をよく体現している。澄明さ溢れる藤沢ワールドの見事な映画化。余韻がいつまでも心に残る。山田洋次監督の3部作の演出方法と比べてみるのも一興だろう。


たそがれ・・と比べてしまう

田中麗奈は 「暗いところで待ち合わせ」の印象が強く残っていて、視力障害者に見えてしまったのは私だけでしょうか。東山のセリフがなんと少ないこと。あまりにかっこよすぎなので、どうして結婚しなかったのか、やっぱりくっつくのか?とか、ついつい意地悪な見方をしてしまいました。
悪役と良い役が見た目からはっきりしていて分かり易いと言えば言えるけど、・・・。
やっぱり、たそがれ清兵衛と比べてしまって星三つになりました。



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武士の一分 豪華版 [DVD]

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商品の紹介
山田洋次監督による『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』に続く、藤沢周平原作小説の映画化。役目のため失明した下級武士を支える妻と中間、そして一分を通すため復讐に挑む侍の姿を描く。主役の武士に木村拓哉。その妻に映画初出演の壇れいが扮し、新鮮な存在感を見せている。
山田監督の作品は、一点一画を疎かにしない、きちんとしたドラマを描くことに定評があるが、『武士の一分』においてはそれが堅苦しさではなく、娯楽映画としての完成度を高める方向に作用している。前半。城中で毒味をする武士たちが、横一列に並んで役目を果たす、その軽快な動きの楽しさ。木村拓哉という絶妙な素材を得た山田監督の演出ははずみ、時折“SMAPのキムタク”をも見せて笑いを誘う。ドラマが佳境に入ると同時に、徐々に緊張感が増してくるが、息苦しさを感じさせることはない。木村の侍が復讐をとげる、その決闘シーンは良質なアクション映画さながらのテンションと迫力を誇示。その後に描かれる、ほろりとさせられる結末。そしてどのような武士にも守るべき一分があることをさりげなく示唆する、その優しさと余韻の豊かさ。娯楽映画として、完璧な出来である。(斉藤守彦)


クチコミ情報

an-an購読者のみへの作品か!?

やっちゃった!?って感じの作品。三部作を見事にぶち壊した、キムタクって一体。。。スマスマで、少しシリアスな場面がある時代劇コントを観たぐらいの印象しかない。脇を固める役者さんは頑張ってるが、主役があれではなぁ〜。まさに存在感のドーナツ化現象(笑)当作品鑑賞後、ロンバケでも観て、キムタクに名誉回復の機会を与えてあげて下さい。

「盲目剣谺返し」のタイトルで良いのでは??

「武士の一分」が2008年4月にアメリカでの上映が決まった。日本の雰囲気を伝える映画を観て貰えるのは嬉しいが、内容は理解されるだろうか?この映画全編に流れる日本の空気を映し出したかのような撮影は素晴らしい。しかし、ストーリーは陳腐だ。原作は藤沢周平の「盲目剣谺返し」でその文中に「武士の一分がたちもうさん」という台詞が一言出てくる。それが本作のタイトルになっている。本作では原作にはない山田洋次流「武士の一分」が出てくる。お毒味役の長は「武士の一分」で自害し、敵も「武士の一分」を尊重する。原作の一言が映画では「一分」だらけで鼻につく。第一、あれほど卑劣な敵が「一分」を尊重するはずがない。また主人公は「武士の」って言うが、あれほどのことをされたら町民でも農民でもサラリーマンでも復讐するだろう。武士で思い浮かぶのは忠義などだが、この映画での武士とはプライドのことを言っている。「自分のプライドがたたない」だから妻も追い出す。こうしたスタンスがアメリカ人に理解できるとは思えない。自分しか知らない妻の不祥事だし、妻も被害者なのだから守ってあげるべきだろう。あの出来の良い従者がいなければ妻はのたれ死になっていた。変な話だ。

完成されすぎてマイナスに

「たそがれ清兵衛」で
藤沢剣劇を見事に映画化した
山田洋二監督……

在野の不遇な剣豪、
波乱を含む純愛。

「隠し剣・鷹の爪」で
さらに尖鋭化させ、
「武士の一分」では……

残念なことに
「たそがれ清兵衛」で
ほとんど完成されしまっているので、
ワクワクドキドキ感が薄かった。

山田監督の手腕が凄すぎて、
「新しいワクワク」が
入る余地がないなんて……。

ただ、トレンディドラマでは
味わえない木村拓哉の
本物の男の色気は必見!


映画俳優「木村拓哉」

TVで「夫婦道」なるドラマが現在放映中ですが、この映画こそお互いを愛し尊敬しあう夫婦道の物語ではないでしょうか。素直に良かったです。皆さんご指摘の通り、加世役の壇れいさんの映画初出演とは思えぬ演技といい、笹野高史さんの相変わらずの名脇役ぶり、登場人物たちの田舎っぽい方言が誠に良い。そして主役はもはやTVタレントの「キムタク」ではなく映画俳優としての、TVでは見られない「木村拓哉」を見せてもらいました。彼の才能は所属しているグループの中でもやはり別格の物があると思います。そしてさすがはベテラン名監督。メイキングを見ると監督や役者さん達の作品にかける情熱と思いがよく解ります。こうして良い映画が出来るのだと。結末がちょっとうまくいきすぎの感はありましたが、それがまたこの作品の良い所であり、こんな爽やかな感動を味わえる時代劇があっても良いと思います。

木村拓哉でなければ観なかった映画

物語は、時代劇を観ている私にとっては真新しいものではありませんでした。1時間半ぐらい経ってからが面白かったです。木村さんの現代劇での独特のセリフ回しが「地方のなまり」によって封印された事で、先入観なく観る事ができました。ところで、緒形拳さんは何故なまってなかったんでしょうか?緒形拳さんと木村さんとの道場での立合い稽古のシーンと、ラストあたりの決闘シーンはよかったです。木村さんと笹野(徳平)さんの二人だけになった家での「徳平のまっずい飯を食わされている」期間の掛け合いが面白かったです。ラストは、観る側に「そう思わせる」短いフリだけでよかった様に思いました。


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ガンジー コレクターズ・エディション [DVD]

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クチコミ情報

マハトマの軌跡。

この映画は、公開時にスクリーンで見て、25年後にDVDで見た。
公開時は、大きなスクリーンで、ワイドな画面とあの音楽に包まれて
幸福な「ガンジー」体験ができた。

DVDで見直すと、やはり細かいところに感心する。
最初に、人の生涯のすべてを描き尽くすことはできない。
できることはその人の精神に忠実に記録し、
心のありかに迫ろうと努めることだ、と字幕ででる。
謙虚で力強い声明だ。

40万人が集まったという葬儀のシーン。特典映像でベンも語っているが、
CGではなく実写の大群衆を撮影した最後の映画、というだ。
この遺体のガンジーは、つくりものではなく、ベン本人が演じている。

人びとが洗濯する川の流れで始まって
ガンジーの遺骨を流し、赤い花に覆われるインダスの流れで終わる映画は
どのシーンを取ってみても完璧。

残念なのは、素晴らしいサウンドトラックを収めたCDが
ないことくらいだろうか。


このDVDには充実の特典映像がついている。
主役のベン・キングスレーの優れたインタビュー。
彼はキャスティングのこと、役作りのこと、糸つむぎのことなどを、 
知的に、ある時はユーモラスに語ってくれる。

面白いのは、ガンジー本人のニュース映像が見れること。
イギリスに渡った時の映像。映画のなかと全く同じシチュエーション、
実際のミラベンも登場しています。

死の断食を敢行した時、体重わずか39キロのガンジーの映像もあります。

マーガレット(キャンディス・バーゲン)が撮影した写真も見たかったですが
それはありませんでした。


映画に込められたガンジーの「魂」

一度でなく、何度でも。
ガンジーに会いたくなったらこの映画を。

この映画を観るまで、マハトマ・ガンジーについて正直あまり知りませんでした。
なぜ彼があの格好をし、なぜ糸を紡いでいるのか、まったく知りませんでした。
そんな私でさえ、この映画を観る事によって、
ガンジーの偉大な魂に触れる事ができたのです。

エキストラの人々が、主演のベン・キングスレーを
本物のガンジーのように迎えている姿がとても印象的でした。
映画の中で今そこにガンジーが生きているようなのです。
いや、この映画は、まさに彼を甦らせているのです。

ガンジーの魂はこの映画に表現されることで、
時代を越え、国を越え、人種を越え、
いつでも新鮮なままで広く伝えられてゆくのだと思います。
この映画が再生される度にカンジーは甦ることでしょう。

狂信的ヒンズー教徒により暗殺された際に、
彼は額に手を当てる動作(イスラム教で「あなたを許す」という意味)
をとったといいます。

この映画を通して、ガンジーの偉大な「魂」に是非触れてみて下さい。
一人にでも多く、彼の魂=意志が広まりますように。


世界的偉人を知るためのきっかけとして

ガンジーがこれまでどのような活動をされてきたのかが、
この映画を観ると、はっきりしてくると感じます。

多くの人を動かすのは、
ガンジーの行動力と、伝える力などによるものと思いました。
そして、「必要なもの以外何も持たない」という姿勢にも、
感慨深い気持ちになります。

自分の信念を正しく維持するには、
日頃から、正しいと思うことを
忠実に行なわなければならないと
改めて感じさせます。


見た後にたくさん「考えさせられる」映画です

3時間、あっという間。大作だがきめ細かい作りで無駄な場面もブレもない。映画自体よりも、ここから色んな事を考えさせられる。「本当にこんなに聖人なのか?もっと人間くさいところはないのか?」「“非暴力主義”はガンジーの普遍の真理なのか?たまたま、あの時のインドとイギリスの状況から判断しチョイスした戦略だったのでは?実際、チベットで中国が行っている民族浄化に対して非暴力を貫いても地球上からチベット民族が消えるだけでは?」「イギリスとインドの不思議な関係。特典の当時のニュース映像を見ても、さほどガンジーを悪くいっていない。そして、扱いも概してマイルドに見える?何故?そして、今、あれほどの事をされて未だに英連邦?」「非暴力主義とは日本人の好きそうなフレーズだが、これには大変なポリシーや勇気、そして、その非道を国内外に訴える広報戦略も不可欠である」。自分にとっては国際政治やインドを考える上で非常に貴重な映画だった。




一気に見てしまいました

子供のころに、TVで見たことはありましたが
憶えているのは住民同士が石を投げ合う所から大規模な内戦になるシーン・・・

イデオロギーや大義名分ではなく、身近な憎しみから暴力は生まれてゆく経緯に慄然としました。

あれから世界や知識も増え、久しぶりに本作品を鑑賞しました。
「非暴力」について自分は考え違いをしていたようです。

権力に立ち向かうために、自ら殴られるが相手を殴らない。
非暴力って言葉にするのは簡単ですが、本当の非暴力は「勇気」がなくてはいけない。
安易に平和を唱える自分が「本当の非暴力」ができるのかなと考えさせられました。
また、それを運動化し「人を殴る痛み」で相手の良心に訴えかけてゆくガンジーの戦術に感心しました。

さらに、どんな厳しい状況でもリーダーが先陣を切って知恵と勇気とウィットで道を切り開いてゆく・・・心を打たれました。
しかし、彼は思想家であり政治家ではない。
ガンジーにしても、インドとパキスタンの分裂を止めることはできませんでした。
(回教徒のリーダーが意地悪く描かれてますが、この映画はインド政府が全面協力であったことを差し引いてみる必要があります)

そして、ついに内戦で無政府状態になったインドでガンジーがとった行動は・・・

映画としても完成度は高いです。
3時間があっという間でした。

彼女と一緒に観賞しましたが、映画について話が弾みました。

また、映像特典として、当時の映像や主役のベン・キングズレーのコメントなどもあり
興味深く鑑賞しました。

皆さんにお勧めします。



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グッドモーニング,ベトナム [DVD]

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商品の紹介
1965年、ベトナム戦争下のサイゴンに、兵士の士気高揚のためアメリカ本国から米軍放送のDJクロンナウアー一等兵(ロビン・ウィリアムス)が呼び寄せられた。型破りな彼の放送に軍のお偉方たちは仰天するも、兵士たちの評判はすこぶる良好で……。
バリー・レヴィンソン監督が、戦場には欠かせないラジオ放送を題材にしつつ、戦争批判を盛り込んだヒューマンドラマの秀作。ラジオというアイテムを用いて、軍の上層部と戦場の兵士たちとの隔たりを知らす構造になっているあたりも秀逸だ。ロビンのマシンガン毒舌トークが遺憾なく発揮されているのは言うまでもなく、また主人公のある種の理想主義が、あくまでもアメリカの側から捉えた正義でしかないという点をきちんと押さえているあたりも興味深い。(的田也寸志)


クチコミ情報

ブルーノカービーがすごい

ロビンウィリアムズに圧倒される。英語がわかればもっと面白いんだろうなぁと思う。

でも、この映画で一番面白いのはブルーノカービー。英語がわからなくても面白い。ロビンウィリアムズより、フォレストウィッテカーより輝いている。


調べたらブルーノカービーはもう亡くなっていた。残念だ。


悲しさと愚かさ

戦争の悲しさと愚かさを強く感じる作品です。笑いの中で観る者にこう感じさせるとは…好みにもよりますが私的には素晴らしいと思います。主役はもちろんのことキャラクター設定が絶妙です。普段ハリウッド作品は殆ど観ないのですが大変心に残るものもあるのですね…。

こういう映画を作れるところがアメリカの懐の深さだと思う。

アメリカは好きな国ではない。
とくに近年は。
だけどこういう映画を作る人がいて、その映画にお金を出す人がいて、
この作品をちゃんと支持する人達がいる。
それもアメリカ。
戦地で自国の兵達のためにDJをしながら、敵国である人達のことを想う。
ロビン・ウイリアムス、最高の演技です。


グ‾‾‾ッド モーニン ベトナム : ぜひ見てほしい ^^

ベトナム戦争。1954〜75年の約20年間にわたった、アメリカに対するベトナムの民族解放の戦い。
アメリカ大統領もジョンソンからニクソンに変わっていくが、戦争は泥沼化していく。
そんな中、戦いの場所に一人のすっとぼけたDJクロンナウアーがサイゴンに降り立つ。
彼の底抜けに明るい放送は、戦場で戦うアメリカの若者に共感を呼び、あっという間に人気者になっていく。

わたしは、この映画を見ていくつか感じたことがありました。
一つは、どんどんベトナムに送り込まれる軍のトラックに囲まれ動けなくなったDJ。 彼が軍の若者にせがまれ、DJ口調で語りかけたアメリカの若者たちは、
本当に純粋な明るいアメリカ人で、アメリカのあちこちから集められてきたふつーうの若者であったこと。
そして、サイゴンの町のバーでテロで殺される若者も普通のアメリカ人であったこと。

二つ目は、英会話教室で少しとぼけた老人にDJが
「あんたがぼろぼろにされ殺されかかったら、あんたは、どうするんだ」と聞くと、「静かに死んでいく」と答えたこと。 (”アメリカが入り込んでベトナムに進軍していく状態とベトナム人のこころ” そんな風にもとれました。)

そして、友人がベトコンであったと知り彼に自分の行った行為について問い詰めると、「親を殺され、兄弟を殺され、そして隣人を殺されているんだ」と叫ぶ友人。
(これは当時のベトナムの若者の象徴)

最後に、友人の妹と別れの挨拶をした時に彼女が
「私たちは一緒に暮らすことはできない」「生活が違う」「けれどあなたはいい人」といって握手するシーン。

ベトナムを去る時、米兵とベトナム人が、果物を投げ合ってソフトボールをするシーン。 戦争ではなく本当にそんなゲームだったらよかったのに・・・

サッチモの曲が静かに流れ、画面はベトコンを追い詰めていくシーン。
などなど見どころ満載です。
この映画もロビン・ウイリアムズの傑作映画の1つと思いました。

見終わった後、あなたの心にはきっと何かが残るものと思います。
わたしは、仕事でそんなベトナムに2年ほど行く予定です。 ホーチンミンの町ハノイ。
そんなベトナム・そして今のベトナムをいろいろ見てきたいと思います。 ^^


史上最高の反戦映画

凄いの一言。
ロビン・ウィリアムズの熱演、最高、見事、神業。
脚本の奥の深さは、見事。
見事なリアリィティ溢れる映像は魅せられる。
脇役のさりげない、好演は、渋く、光り輝く。
ベトナムでの人種思想を超えた友情は限りなく美しい。

ラストシーンで交わされる真実の叫び。
ベトナム戦争の真実を語る見事さ。

アメリカの良心が健在な時代の偉大な証拠。
とにかく、凄い作品。必見の価値あり。




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PC・家電・CD・DVD  |  2009/11/26