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クチコミ情報
ベスト盤のベストか最近、店頭ではベスト盤しか手に入らなくなった八神純子だが、そのベスト盤の中でも2枚組のこのアルバムは「ベスト盤のベスト」と言えるだろう。
2枚組のボリュームが可能にした全36曲はどれも懐かしい。。。
特にDisc1は初期のアルバム3枚「思い出は美しすぎて」「素顔の私」「Mr.メトロポリス」から収録されており、いずれも廃盤となった今は貴重な1枚である。
1つ不思議なのは「ラブ・シュープリーム〜至上の愛〜」だけがアルバム・バージョンとは異なるシングル・バージョンである点。ファンならシングルも持っていようが、アルバム・バージョンのほうが他の曲とのバランスが取れていると感じられるのは私だけだろうか。
ともあれ、ファンなら必携のベスト盤であり、八神純子の名前さえ知らない若い人が聴けばカルチャーショックを受けるに違いない衝撃の歌曲集であろう。
美しい声きれいで甘い歌声だと思います。最近は個性的な歌姫が多く、こういった美声のシンガーが少ない気がします。とくに「甘い生活」「夜間飛行」は大人の恋愛!・・・というイメージにぴったりで大好きです。
録音よし八神純子の歌唱と楽曲の良さに異論を挟む人は稀だと思うのですが、このベストは録音が抜群です。
boxの録音と比較すると違いがはっきりします。
八神純子(というよりヤマハの録音)のCDを再生する時のこつを一つ。
CDP等(パソコンやipodの方が効果的ですが)とアンプの間にカナレ 4E6Sというケーブルを使います。
ヤマハは録音にこれを使っていいます。ヤマハ特有の癖が強制され、美声がより堪能できます。
引きこもりから大都会へ八神純子さんの初期の曲は、家にいて退屈しているという感じのが多い。今の言葉では引きこもりっぽい。その後、だんだんとストレートな大都会志向になっていく。この2枚組CDでも、1枚目の最後がMr.メトロポリス、2枚目の最後がパープルタウンで、なるほど、と思ってしまう。ただ、他の曲の順番に特にアイデアは感じられなくて、それだったら単純に時代の順番に並べてもよかったのではないだろうか。
元のアルバムが聴きたくなった八神純子は自身でも言っているのですが、アメリカ志向(特に東海岸)であり、彼女の音楽性を見ても、初期の彼女のナンバーが日本的なテイストがあるにも係わらず、年を追うごとに洋楽を意識したサウンド作りになっていきます。但し、彼女の目指すこうした音楽性が徐々にファンの求めるものとズレを生じるようになり、いつしか彼女の音楽が忘れ去られる結果となってしまったように思います。このベストアルバムで彼女の足跡を振り返ると、このような音楽性が変化していく様子がわかります。
さて、このベスト盤ではシングル代表曲に加えてアルバムの曲も入っていて、かなり満足できる内容だと思いました。選曲面でも概ね名曲から選ばれているように思います。ただ、欲を言えば、アルバム「Mr.メトロポリス」のラスト曲「アナザー・デイ、アナザー・ミー」をぜひ入れて欲しかったと思いました。この曲は彼女の自作曲ではないのですが、アルバムのラストを飾るに相応しいスケールの大きな名曲です。また、74年のマイナーデビュー「雨の日のひとりごと」も忘れることはできませんね。
それにしても、彼女の全盛期のアルバム「素顔の私」「Mr.メトロポリス」「夢見る頃を過ぎても」が廃盤なのが実に悔しい限りです。ぜひCD復活して欲しいものです。
このアルバムを聴いてから、よけいにこれらのアルバムが聴きたくなりました。
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