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クチコミ情報
ウェブリー・マーク6がカッコよかった・・・・懐かしいです。公開当時、映画館で観て、サントラ盤まで買いました。劇中でジャン・ポール・ベルモンドが使っていた拳銃、ウェブリー・マーク6のモデルガンを探し回ったことを思い出します。ウェブリーはイギリスの銃器メーカーで、エンフィールドと同様の中折れ式のリボルバーです。中折れのリボルバーが妙にカッコよく見えました。マイナーな拳銃でしたのでモデルガンなんてありませんでしたけど・・・・
出演は、当時アラン・ドロンと人気を分け合っていたジャン・ポール・ベルモンド、これまた当時よりちょっと前、ブリジット・バルドーと張り合っていたクラウディア・カルディナーレ、そしてフィルム・ノアールに欠かせない名バイ・プレイヤー、ミシェル・コンスタンタン。これだけでも見る価値があります。
監督はギャング上がりのフィルム・ノワール監督、ジョゼ・ジョバンニです。観るしかないでしょう。因みにジョゼ・ジョバンニは小説家でもあります。数年前に自伝的映画「父よ」を撮って健在であることを示しました。あまり話題にもなりませんでしたが・・・・
フランス映画の一時代を築いたフィルム・ノワールものとしては最晩期の作品でもあります。歴史的にも観る価値があるかもしれない。
もちろん、銃器マニアも見逃せません。
寂しい調べとともによみがえる「死神」 〜廉価版で再登場ジョゼ・ジョヴァンニ監督で好きな作品はと尋ねられると、この「ラ・スクムーン」と「ベラクルスの男」をあげる。ジョゼ・ジョヴァンニ自身暗黒街に身を投じた経験者であるだけに、常に暗黒街を真正面から描がきすぎるところがあり、個人的にはフランス映画のサリ(暗黒街)ものではあまり好きな監督ではなかった。それでも、この「ラ・スクムーン」と「ベラクルスの男」は別格。両作品ともラストの哀愁にみちた男のうしろにしびれてしまった。「ラ・スクムーン」では死を覚悟し復讐に向かう死神ロベルト(ジャン・ポール・ベルモンド)が去っていくうしろ姿、「ベラクルスの男」では死闘のすえ相棒と別れて列車に乗り込む殺し屋(リノ・バンチェラ)のうしろ姿が哀愁にみち魅力的で忘れられない。
また、「ラ・スクムーン」は銃撃のあとに手回しオルガンが奏でる寂しい調べで始まるオープニングは最高で、これから始まる寂しい物語にいざなうかのようで何とも印象的だ。この寂しい調べは全編で流れ一匹狼の主人公の半生を語るかのようで、作品の魅力を引き立てる。
脇をかためるクラウディア・カルデナーレの美しい魅力とミッシェル・コンスタンタンの無骨さが実録に艶やかさと現実味を与え配役としても最高。
魅力的な「死神」に再度廉価版で逢えることはうれしい。フランス映画もどんどん購入しやすい価格帯でリリースして欲しいものだ(「ベラクルスの男」はDVD自体未発売だがこちらのリリースも期待したいところ)。
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