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大脱走 (アルティメット・エディション) [DVD]

ジョン・スタージェス スティーブ・マックィーン 
大脱走 (アルティメット・エディション) [DVD]
定価:¥ 2,990
新品最安価格:¥ 1,480
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クチコミ情報

大脱走の前に大脱走なく大脱走の後に大脱走なし

すでに多くの方の賞賛を受けている作品なので、一部リピートになって申し訳ないが、まだCGもなかった時代に、アクション映画と言えば「大脱走」を筆頭に挙げる映画ファンは多かった。エルマー・バーンスティンの有名な「大脱走」のマーチから始まるこの映画は、前半はドイツの捕虜収容所からの脱走を企てる連合軍の捕虜達の人間ドラマであり、後半は文句ない大脱走劇に費やされる。その構成の見事さ、シナリオの運びに感心させられる。穴のない映画ではない(例えば、実際に脱走した脱走兵の数が、映画で見ているより遥かに多く、不自然)が、そこはアクション映画として大目に見るべきなのだろう。実話に基づいた映画だということだが、脱走に到るまでの様々な工夫などは他の映画を踏襲している。記憶がさだかではないが、戦前のジャン・ルノワールの名作「大いなる幻影」でも似たようなエピソードがあった。この映画をもしドイツ軍が見ていたら、簡単にはごまかされなかったということか。

特筆すべきは俳優陣だろう。スティーブ・マックイーンを一躍大スターにしたのはこの映画であり、ジェームス・ガーナー、チャールズ・ブロンソン、ジェームス・コバーン、ディビット・マッカラム等、この映画を後のキャリアの踏み台にした俳優達は多い。ビッグXを演じるリチャード・アッテンボローは後に監督に転じ「ガンジー」など数々の名作を残している。またアメリカ兵とイギリス兵の気質の違いなどを比べて見るのも面白いかもしれない。語り尽くせないほど見所の多い映画であるが、リメークが好きなハリウッドがリメークしていないのが興味深い。それだけこの映画は、質が高く、他の追随を許さない。安易なリメークはできないのだろう。


マックイーンもいいけど、ほかの人物もいい

・前半は、効果的に愉快な「大脱走のマーチ」が流れたり、
出てくる俳優があのナチスの収容所を脱走するような
イメージを起こさせないような雰囲気を出していることにより、緊張感がない。
そのため、退屈であった。しかし、収容所を脱出した後、
前半とは一転して緊張感があり、収容所を脱出した人間それぞれの
逃亡するストーリが展開する。特に主役のマックイーンのバイクの逃亡シーン
がいい。(DVDの中に入っているドキュメンタリーで知ったが、ジャンプのシーンだけスタント)
・主役はマックイーンが演じるヒルツだが、
話全体を通して、ヒルツを中心に必ずしも動いていない。
その他の人物に通称が付いているが、それぞれが魅力的な人物であるため、
必要がないのではないかと思いました。
しかし、見る前に全く知識がない人には判りやすいかもしれません。


自由へのトンネル

「どこかでテーマ曲を聞くだけで3時間見たくなる」と父が言って、幼い頃から何度も見てきた映画です。永遠のスター、スティーヴ・マックイーンを筆頭に、ジェームズ・ガーナー、チャールズ・ブロンソン、リチャード・アッテンボロー、ジェームズ・コバーンと、当時の男の中の男が大集結してそれぞれ男汁を出し切り、バイク乗りよだれモノなマックイーンのバイクシーンをはじめ、映画史に残る名シーンを余すとこなくジョン・スタージェスが収めた20世紀屈指のハリウッド娯楽大作。

 大きな音を出す時は外で歌を歌い、掘った砂の処理、偽造やら服やら物資やらの調達といった組織的な脱走計画を着々と進める前半、そして脱走に成功した彼らの明暗を描いた後半に物語は大別されるわけですが、私は後半がもう本当に大好きですね。みんな思い思いに脱走を楽しんでいるようにすら見えますから。飛行機使ったり、列車を使ったり、ボートやチャリ、そしてバイクで疾走したり。どのルートを使った奴が逃げ延びるのか、それが全く予想がつかなくてハラハラしてしまいます。

 そして何より素晴らしいのが、全編無邪気に娯楽に徹しているんですよね。すこぶる面白いんですよ。これはなかなかできるもんじゃないですよ。今だったらリアリティ重視の演出になってしまって、きっとドイツ兵は残酷なまでに厳しく描かれるだろうし、脱走後の明暗の陰影はそれこそくっきりさせないと色々言われるでしょう。時は63年。「大脱走」はヴェトナム戦争とニューシネマが引導を下す前の、ハリウッドが最後に「自由」だった時代を象徴する作品なのかもしれません。


日本語吹替完全版を!!

前に発売されたデジパック仕様のアルティメット・エディションを持っているのですが、私の父が「昔、ゴールデン洋画劇場で初放送した時には、最初にナレーションがあって、ノーカットだったのに…。」 と残念がっていました。
ノーカット版には、若干差別的なセリフがありますが、グレゴリー・ペックの「白鯨」や「巨人の星」のようにお断りを入れて、ノーカット版を出してほしいです。
ついでに、オリジナル&日本版の劇場予告編やテレビCMも収録希望。
ブックレット、復刻版ミニパンフレット、復刻版ミニポスターも希望。


特典ディスクも見たい人にはこちらがお勧め

 それまで安い値段で販売していた作品をジャケットを変えただけで、高い値段に置きかえてしまうことで不評だったスタジオ・クラシック・シリーズですが、今回のように特典付きの豪華版をスタジオ・クラシックで、1枚組みを通常の低価格でという住み分けは正解だと思います。(ジャケットのデザインは相変わらずダサいけど)
 内容は実際にあった脱走の映画化で、最後は数人しか脱走できなかったし、ほとんどが殺されてしまい悲惨な結果に終わった脱走にもかかわらず、この映画は準備段階からゲームかスポーツのように明るい展開で、途中で独立記念日の馬鹿騒ぎなんかもはさみながら、脱走計画(旅券の偽造、トンネル掘り、土の処理など)の詳細を描いている。これぐらい脱走計画の詳細を見せてくれた映画もないし、ひとつひとつのエピソードが丁寧で飽きさせない。見終わった後も悲壮感はなく、むしろ爽やかな印象です。 マックィーンのタフで陽気で、それでいて集団脱走には加わらずわが道を行く姿に本当の男を見てあこがれた人も多いはず。他のメンバーもトンネル掘りのチャールズ・ブロンソン、道具屋のジェームズ・コバーン、調達屋のジェームズ・ガーナー、ビッグXことリチャード・アッテンボローなど個性的で、集団劇としてこれほど全員がうまく描かれている映画はめったにないと思う。最後にキャストが一人一人紹介されるのも、印象的。
 特典ディスクも実際の脱走のドキュメンタリーや出演者のインタビューやメイキングなど盛りだくさんで、この内容なら少々高くても購入を考えてもよいと思います。



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夕陽のガンマン アルティメット・エディション [DVD]

セルジオ・レオーネ クリント・イーストウッド リー・ヴァン・クリーフ ジャン・マリア・ヴォロンテ エンニオ・モリコーネ 
夕陽のガンマン アルティメット・エディション [DVD]
定価:¥ 2,990
新品最安価格:¥ 1,100
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クチコミ情報

2カ所の不自然な切れ目

最初にレンタルで観てから、ものすごく面白かったので購入しました。本商品は2枚組で、日本語吹き替えが入っているのと、特典映像でイーストウッド自身が出演しているなど、いろいろ楽しめるものとなっています。ただ、本編に2箇所ほど場面の繋ぎ目のところで、レンタルの時には気がつかなかったような不自然な切れ目があり、やや違和感を感じました。なぜかよく分からないのですが、何回も同じ所なので、私の再生機のせいではないと思いますが・・・。本編だけなら、一枚組のほうが音も良いような気がしました。

怪優リー・ヴァン・クリーフ

夕陽のガンマンはリー・ヴァン・クリーフ、続夕陽のガンマンはイーライ・ウォラックが実の主役だと思っている。それなのにクリント・イーストウッドの存在感はぴか一である。こういう俳優(映画)も珍しい。この映画のリー・ヴァン・クリーフは実に格好よろしい。最後に一銭もとらずに去る姿は実に格好よろしおます。その逆に賞金のかかった悪者の死体を乗せた荷車(それも何人も載せている)を御して去っていくクリント・イーストウッドの姿はすごいです。まあアメリカの西部劇にはなかった切り口であったことは確かですわな・・・。

NO.76「ゆ」のつく元気になった洋画

<元気コメント>
 渋柿は嫌いである。
 だが、男の人生にとって渋さは一つの終着点であると思う。
 いい見本があるとつい意識してしまう。 


ありがとう!

一応主役は、イーストウッドなのだが、リー・ヴァンクリーフの個性が豊か過ぎて
リー・ヴァンクリーフが目立ってかっこよろしいなあ!
これだけ主役を喰う脇役はもう主役ですね。
とりあえずおもろい。文句なく楽しめる。

イーストウッドとリーヴァンクルーフが男の味を出しています。



もう1つの吹き替え版

ルパン・トリオによる日本語吹き替え版はもちろん良いですが、それとは別にもう1つの吹き替え版は、声優は別人ですが、5.1Chでフル録音になっています。山田イーストウッド、納谷クリーフとはまた雰囲気が変わって楽しめます。



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続 夕陽のガンマン アルティメット・エディション [DVD]

セルジオ・レオーネ クリント・イーストウッド リー・バン・クリーフ イーライ・ウォラック エンニオ・モリコーネ 
続 夕陽のガンマン アルティメット・エディション [DVD]
定価:¥ 2,990
新品最安価格:¥ 1,480
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クチコミ情報

原題"The good,The bad,The ugly"と呼びたい。 

クリント・イーストウッドとリー・バン・クリフ、イーライ・ウォラックがそれぞれ、いい奴(the good)、悪い奴(the bad)、汚い奴(the ugly)として20万ドルを巡ってストーリーが進みます。特にイーストウッドとウォラックの微妙な協力関係は最高です。友情と裏切りなんて単純なものではありません。ラスト近くの3つ巴の決闘の緊張感も最高です。タランティーノなんかが後年引用してしている奴ですね。
当たり外れのない、監督セルジオ・レオーネ、主演クリント・イーストウッド、音楽エンニオ・モリコーネのコンビによるマカロニ・ウエスタンの中でも一番好きな作品です。
実は、劇中の南北戦争の地味なエピソードが何気に好きだったりします。
後、イーストウッドが使う銃、ネイビー・コルトが見慣れたコルト・ピースメーカよりカッコよく見えます。
今あるかどうか知りませんが、昔、イギリスの車雑誌「Car」の車評のタイトルが"THE GOOD,THE BAD,THE UGLY"で、編集者のセンスのよさを感じました。昔、ロッキング・オンから翻訳が単行本として出ていましたが、その時のサブタイトルは「いいクルマ、悪いクルマ、最低なクルマ」でした。こちらも編集者のセンスを感じます。古い本ですが、内容も歯に衣着せぬ語り口で面白かったです。


人間による人間の映画

やはり素晴らしい作品は絵画にしろ、音楽しろ、小説にしろ時代を越えます。私はこの映画を見てそう思いました

善、悪、卑劣の三人が織り成す人間にとって最高の麻薬である金を巡る、愛もヘッタクレもないストーリーは、雑味なしの上質ブラックコーヒーを飲んだようで、人間のサガをよく表現していると思います

人が走り回り、顔が汗ますれになり、泥まみれになり、血まみれになりながら荒野を駆ける迫力ある絵は、マトリックスみたいな映画が作られる現代、もはや作成不可能ですね

そして、各場面に挿入されるモリコーネの心を脈動させるような楽曲

見て、聞いて、感じる、映画はそういうものですが、この映画を見て再度認識させられました


クリント・イーストウッドがかっこよすぎる

マカロニウェスタン始めてみました。

茶色が基本色でなんだか生臭いイメージのあるウェスタンなので、カラフルな映像が大好きな女子としては今まで敬遠しているジャンルでした。

でも、今回この映画を見てとても楽しめたことに自分が驚いています!!

まず、映像。

カラフルじゃないのは、まさにこの「男くささ」を映像化するためなんだ!と自分で勝手に納得(笑)
クリント・イーストウッドむちゃくちゃかっこいいんですけどぉぉぉぉお!!!!!!

一目ぼれしてしまいました。

他のキャストのバランスも最高です。

第一級エンターテイメントです。

私と同じ理由でウェスタンに興味がない女子でも、結構楽しめると思うのでだまされたと思ってみてみてください、
男子からのモテ度も意外とアップするかもです。


最高傑作

この作品を観てからクリント・イーストウッドのファンになりました。
178分ありますがあっという間に時間が過ぎていきます。すべてのシーンが思い出に残ります。私は、マカロニウエスタン、西部劇に興味がない人に是非観ていただきたいと思っています。自分の価値観がひっくり返されました。この作品に出会って映画がますます好きになりました。 ほかにも「愛のそよ風」「アウトロー」「ファイヤーフォックス」などイーストウッド監督の凄い作品もありますので是非観て下さい。絶対に損はしません。


長尺だけど内容はシンプル

 3人のガンマンが隠された金貨を巡って騙し協力し合い最後は墓地での決闘。墓地に到着してからまだ30分近くドラマが続き3人の決闘の間合いを取るところでは4分前後もある。ここら辺のシーンは有名らしいです。3時間と長さですが主要な登場人物は3人。ストーリーも単純。そしてS・レオーネのねちっこい演出も絶好調。E・モリコーネの音楽も良い!C・イーストウッドの寡黙なガンマンも最高。今これを作ろうものなら編集されて2時間ぐらいになってしまうのでは。
 先日「アクターズスタジオ」でQ・タランティーノが撮影監督との会話で「ここの映し方はS・レオーネで頼む」と言うだけで通じると言ってました。未だに大きな影響を与えたS・レオーネ監督。



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続・荒野の七人 [スタジオ・クラシック・シリーズ] [DVD]

バート・ケネディ ユル・ブリンナー ロバート・フラー ウォーレン・オーツ クロード・エイキンス ラリー・コーエン 
続・荒野の七人 [スタジオ・クラシック・シリーズ] [DVD]
定価:¥ 2,990
新品最安価格:¥ 1,495
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商品の紹介
日本映画『七人の侍』の西部劇リメイク『荒野の七人』の大ヒットを受けて製作された続編。前作の戦いの中を生き残り、結ばれた娘とともに平穏な生活を送っていたチコ(ジュリアン・マティオス)の村に、再び野盗の群れが現れる。チコの知らせを受けたクリス(ユル・ブリンナー)とヴィン(ロバート・フラー)は、再び仲間を集め(クロード・エイキンス、ウォーレン・オーツら)村へ向かい、一味(エミリオ・フェルナンデス)に決戦を挑む。
ユル・ブリンナーを除いて前作のメンバーはすべて交代しているが、ひとくせもふたくせもある個性派という点では今回のキャストもなかなか通好みではあった。監督はコミカル西部劇で知られるバート・ケネディだが、ここではハードな演出に徹底している。(的田也寸志)


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兎に角酷いの一言!

荒野の七人Series程、続編の質が落ちるのも珍しいのではないかと思うのだが。
Part1が良すぎるのか、それともこの作品が酷すぎるのか、明言は避けるが、この凡作を単なる1西部劇として捉えても出来はかなり悪いでしょ。

Climaxの七人vs二百人の悪党(そんなに悪党とは思えないのだが)の対決Sceneだって、僅か数分で終わってしまうし、ユル・ブリナー(ブリンナーのどっちが正しいの?)のガン捌きも殆ど見せることなく、The Endだもんなぁ。

脇もPart1と違って、魅力ある役者はウォーレン・オーツのみ。このドスケベ役が居なかったらホンマニ「荒野の一人Plusどうでもいい連中」ってTitleになってても可笑しくない程、酷い作品です。

演出は私の大好きなベキム・フェーミュ主演の「デザーター/特攻騎兵隊」のバート・ケネディなんですが、この人ロクな作品、撮ってないんで、まぁ期待しちゃ駄目なんでしょうねぇ。
救われるのはエルマー・バーンスタインのThema曲のみ。でもこの作品のBackに流れてたんじゃぁ色褪せちゃうよなぁ。


RETURN OF THE SEVEN

1966年リリースで続編ですが、何故、邦題を『帰ってきた七人』にしなかったのだろうか?

一作目の七人は主役級がずらりと出演していて重たさを感じましたが、続編はどちらかといえば、ユル・ブリンナーを主演に他は個性派の助演級という感じですね。

それにしても、あの『ララミー牧場』のジェスことロバート・フラーがビン役で出演しているだけで日本では圧倒的に人気でした。いやあ〜実に渋いというか、西部劇がよく似合う俳優でしたね。

音楽は同じくエルマ・バーンスタインで、もちろん『荒野の七人のテーマ』が軽快に流れます。これは名曲です。



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荒野の用心棒 完全版 スペシャル・エディション [DVD]

セルジオ・レオーネ クリント・イーストウッド ジョニー・ウェルズ 
荒野の用心棒 完全版 スペシャル・エディション [DVD]
定価:¥ 5,985
新品最安価格:¥ 4,741
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商品の紹介
ニューメキシコ国境の町サン・ミゲル。ふたつの無法者勢力が争い続けるこの町に、ふらりと現れた風来坊ガンマンは、互いの勢力をうまくだましながら、それぞれを破滅へと追いやっていく…。
黒澤明監督の傑作時代劇『用心棒』を翻案し、1960年代イタリア製西部劇=マカロニ・ウェスタンの一大ブームを築き上げたセルジオ・レオーネ監督の出世作。それまでになかった流血と荒唐無稽なアクション描写は、やがては本場アメリカ製西部劇にも大きな影響を与えることにもなった。それと同時に、主演クリント・イーストウッドをスターダムにのしあげた記念碑的作品としてもたたえられる。くわえ葉巻でポンチョをまとう髭面イーストウッドのニヒルなかっこよさ。エンニオ・モリコーネ作曲によるハイエナのようなメロディの数々が、そんな彼を一段と魅力的に映えさせている。(的田也寸志)


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吹替好きには…

近々「夕陽コレクターズボックス」なる物が発売されます。(もちろん、予約してウキウキしてます)

アレのセールス・ポイントは「字幕に切り替わらない完全吹替」です。

もちろん楽しみなんですが、コレもあなどれません。

なぜなら、字幕の部分だけを飛ばして吹替のトコしか見せない「完全吹替版」というシステムがあるのです!

コレは便利なシステムです!

映画本編も特典も必見なのに、こんなに良いシステムがあるとめっちゃお得感あります!


イーストウッドは、やはりこれだ

昔、黒澤明の「用心棒」を見たとき、そのあまりのバタくささに驚いたことがある。
しかし、それだからこそイーストウッドがやるとピタリとはまって実に心地いい。
話は本当にそっくりなのだが、随所のレオーネらしいアイデアも見えて面白い。
レオーネはあまり尺を重視しない監督らしく、長編が多く、忙しい毎日なかなか腰をすえてじっくり見る訳にいかない部分も多い。その点、わずか1時間半でイーストウッドの名演と、レオーネの演出を味わえるこの作品はたまらない。イーストウッドも今のように大監督、大俳優ではなく肩の力が抜けていて、マカロニらしくとにかく撃ちまくる点も素晴らしい作品である。


テンポも良く、正に決定版!

これを買おうとしたきっかけが、山田康雄さんの吹き替え。「続夕陽のガンマン」では約180分の作品に対し、90分程度しかなく、残念だった思いでした。

 最初はこれも期待しなかったんですが、「完全吹き替え版」なるものがあって、「サービスいい!」って感心。損する事無く、山田さんの吹き替え楽しめました!相変わらず、カッチョイイですね!
 本編自体も90分程度で「夕陽の〜」「続夕陽の〜」に比べ短く、(それが悪いというわけではありません)テンポも良いです。「用心棒」という素晴らしいオリジナルがあっても、それを完コピするんじゃなく、うまい見せ方してます。

本編もさることながら、特典も充実してます。個人的には、「2本立て予告」に痺れました。そしてなんと言っても、「幻のプロローグ」。これでしょう!
 イーストウッドのそっくりさんよりハリー・ディーン・スタントンが出てるのがビビッと来ましたね。(「パリ、テキサス」のトラヴィスですよ)

とにかく、マカロニウエスタンファンは買って損なしなんで、(というかマストバイ!)是非!


かっこよすぎ。

完璧なガンマンものです。子供時代の思い出、山田康雄さんの吹き替え版が最高にかっこいいです。

あらゆる意味で燻(いぶ)し銀

クリント・イーストウッドの人を食った可笑しさに苦笑することしきり。
無造作に放つ大風呂敷さえ時としてギャク漫画並みの力技でこなしてしまう笑いのセンスは、むしろコメディとしてPRしても良かったかも。(笑)



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荒野の決闘 <特別編> [DVD]

ジョン・フォード ヘンリー・フォンダ ビクター・マチュア リンダ・ダーネル キャシー・ダウンズ ジョン・アイアランド 
荒野の決闘 <特別編> [DVD]
定価:¥ 2,990
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西部劇の最高峰

名作と呼ばれる西部劇は多い。ジョン・フォードの作品の中では淀川長治のお気に入りであった「駅馬車」を挙げる人も多いだろう。西部劇の名手と言われたジョン・フォード監督の作品の中でも「荒野の決闘」は最高峰に位置するのではないだろうか。それほどこの映画には隙がない。リアリスティックであり、かつユーモアに溢れ、涙もあれば、笑いもある。この短い映画に、よくこれだけリッチなテイストを詰め込めたものだと思えるほどの大西部の叙情詩である。映画はもちろんOK牧場の決闘という史実に基づいている。ヘンリー・フォンダ演じるワイアット・アープも、ビクター・マチュア演じるドク・ホリディも実在の人物である。無論、決闘シーンは史実に忠実ではない。しかしそれでいて、派手なアクションもなく、西部の決闘とはこうやって行われたのかと、こっちのほうが史実なのではないかと思わせるほどである。

ヘンリー・フォンダの飄々としたキャラが出色である。ビクター・マチュアのドク・ホリディも酒場でシェイクスピアを朗読するほどのインテリで、西部劇では異質の存在になっている。キャラがいい。セリフがいい。早くなく、遅くもないテンポがいい。音楽がいい。ジョン・フォードならではの美しい映像がいい。何をとっても名作の香り高い西部劇である。


アメリカのお家芸なのにアメリカっぽくない−これは名作です

実はこの作品、20代始めの頃一度見ましたが、どうしてそんなに名作といわれているのかがさっぱり分からない作品でした。 今回見てやっと分かりました。 これはある程度年齢いかないと分からない映画だということが。
 
西部劇といえば他の国には存在しない(マカロニ・ウェスタン除く)アメリカ独自のジャンル。 その意味ではこれは紛れもないアメリカ映画なのですが、内容的にはこれは“アメリカ“ではなく、人間普遍のテーマに触れています。 この作品には4人の男女が登場しますが、誰一人としてその恋を成就させることが出来ません。 つまりこれは本当はハッピー・エンドではないわけです。 にも拘らずーあのカラッと抜けるような西部の青空はどうでしょう。 クレメンタインを好きなくせに、“あなたの名前が好きです” などというアメリカ映画らしからぬ主人公。 そこからは“人生決して自分の思っているように生きられるわけじゃない。 でも、そんなに落ち込むこともないじゃないか”というメッセージが聞こえてくるようです。 これはかなり大人の態度だと思うのです。 4人の中では一番影の薄いキャラであるにもかかわらず、原題が“愛しのクレメンタイン”−かなり粋なタイトルです。 全てが間接話法的に語られているという点で、むしろ日本的な作品とも言えると思います。 名作です。 30歳以上の方には一見をお勧めします。


Wyatt Earp Frontier Marshal

ジョン・フォードとヘンリー・フォンダ・コンビの数多くあるウエスタンの中でも最高傑作でしょう。

フォード監督の聖地である広大なモニュメント・バレーを背景に繰り広げられる西部劇ドラマの数々。定番であるサロン内での歌と踊り、そして円卓ではポーカー、カウンターには真面目なベテラン・バーテンダーと何やら血の気の多そうな悪党たち。。。。もうこれだけでも大興奮なのに、クライマックスはO.K牧場での決闘シーン。そして、エンディングは“Oh My Darling Clementine♪”のサウンドに乗って、名セリフを残し町を去っていく。わかっているのだが西部劇はこれでなければいけないと教えてくれているフォード監督の世界にただ感激の96分でした。

悪党親子の親父に西部劇ではお馴染みのウォルター・ブレナンは3度のアカデミー賞に輝いている名優です。

ちょっと邦題が気に入らないですが、マーシャルが恋を抱くクレメンタインが役柄的には影が薄いので、『My Darling CLEMENTINE』というのも日本的に考えればおかしい気もする。まあ〜主題歌とタイトルが同じだからいいのかな?

それしても、盗まれた数千頭の牛は何処へ????これが気になって仕方がありません。



見ないほうが・・・

「荒野の決闘」はビデオもレーザーディスクもDVDも持っているのに「特別編」を購入。理由は2枚目が見たかったため。まさに西部劇の最高峰、枯淡の境地に達した名画が、いかに推敲されていったかがよく解る。完成版に至るまでは、ダリル・F・ザナックとジョン・フォードの決闘でもありました。でも、正直言ってミシュラン最高峰のフレンチ・レストランの裏側を見せられたような気がして、「見ないほうが良かった」とも思っております。

これこそが西部劇!

 数多ある西部劇の中で個人的にはNO.1に位置づける名作中の名作。DISK 1には我々が知っている劇場公開版が収録されているが、問題は DISK 2。何が問題かというと、劇場公開前に試写でしか上映されなかった「試写版」が収録されているからだ。「試写版」は監督のフォードの意図に沿って編集されているのだが、当時の20世紀フォックスの大プロデューサーのD・F・ザナックが気に入らなかったために、何箇所かの撮りなおしと音声等の修正を命じられた(しかも撮り直しは別の監督によって行われている!)。具体的にどこを撮り直したかは観てのお楽しみとしておきたいが、ラストシーンは大いに味わいが異なる。どちらが好みかは人によって評価が分かれるであろう。ちなみ私は「試写版」を支持したい。

 大監督のジョン・フォードといえども一介の雇われ監督である以上はプロデューサーには逆らえない。そしてザナックの修正命令は結果的に「試写版」をより魅力的にしているから正しい。そのことからあらためて当時のプロデューサーの眼力と権威を思い知るわけである。

DISK 1の副音声にはかつてTV放送された日本語吹き替えが、さらに DISK 2の副音声にはフォードの伝記作家とワイアット・アープの子孫の
解説が入っている。これって二粒で四度おいしいですね。私は常々
国内版のDVDは値段が高いと思っていましたが、本作に関しては値段相応、定価で買っても十分な価値はあります。損はしません。



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史上最大の作戦 <特別編> [DVD]

ケン・アナキン ジョン・ウェイン ヘンリー・フォンダ クルト・ユルゲンス ヴェルナー・ハインツ ロバート・ミッチャム 
史上最大の作戦 <特別編> [DVD]
定価:¥ 2,990
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商品の紹介
第2次世界大戦の運命を決定づけた連合軍のフランス・ノルマンディ上陸作戦の全貌を完全再現し、超俯瞰的パノラマ構成で描いた、文字通りの戦争映画スペクタクル超大作。
監督はケン・アナキンなど4名。キャストもジョン・ウェインをはじめとする48大スターを配しているが、一方で名もなく死んでいく兵士たちの描写もおろそかにしないことで、観方によっては類い稀なる反戦映画としても見事に屹立。
製作のダリル・F・ザナックは、この戦いに20世紀の祭祀姓を持たせることで、戦勝国の人間も敗戦国の人間も等しく映画の虜となる画期的な戦争映画をモノにし、その名を映画史に残した。アカデミー賞では撮影、特殊効果賞を受賞。ポール・アンカ作曲、ミッチ・ミラー合唱団の歌う主題歌は今や映画音楽のスタンダードである。(的田也寸志)


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アラモ [DVD]

ジョン・ウェイン リチャード・ウィドマーク ローレンス・ハーヴェイ 
アラモ [DVD]
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商品の紹介
1836年、サスの独立を目指す義勇軍はアラモ砦に立てこもった。西部の勇者デビー・クロケット(ジョン・ウェイン)やジム・ボウイ(リチャード・ウィドマーク)らも義勇軍に参加。かくして13日間におよぶ壮絶な攻防が繰り広げられていく。
アメリカ史上に名高いアラモの戦いをモチーフに西部劇の大スター、J・ウェインが初監督・主演した超大作。恩師ジョン・フォードが監修にあたっている。クライマックスの一大スペクタクル・シーンは、映画史上に残る素晴らしさ。また、その前夜に流れる主題歌「遥かなるアラモ」の調べ(原曲はロシア民謡)が、死を目前にした勇者たちの心情に安らぎを与え、観る者の涙を誘う。(的田也寸志)


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西部劇スペクタクルを堪能。

ジョン・ウェインは自前の制作会社であるバトジャック・プロを総動員してこの映画を作り上げたといわれています。そのプロモーションも大々的に、またアカデミー賞を獲得するための根回しにも余念が無かったと一部に伝えられています。そんなことでこの作品はしばしばその商業面のみがクローズアップされ、「壮大な失敗作」と皮肉をこめられて揶揄されてきました。しかし実際、作品のみに注目すると、前半のメロドラマがいささかお決まりで凡長な様相を呈している以外は非常に見ごたえのある西部史劇に仕上がっています。

じりじりと迫りくる敵軍、それを迎え撃つ砦内の友軍の憂いとある種の郷愁に満ちた描写など、監督も努めたジョン・ウェインは師匠である巨匠ジョン・フォードの指導よろしくなかなか的を得たメガホンさばきを見せます。こうしてみると、彼自身がこのフィルムに確かな手応えを感じていたことにも合点が行きます。

哀愁ただようヒーローぶりが格好いいウェイン、山師ぶりが板についたリチャード・ウィドマーク、冷徹な軍人ぶりが印象的なローレンス・ハーヴェイと登場人物の魅力にも事欠きません。敵味方が誇りと誇りをかけてぶつかり合うスペクタクルの迫力もさることながら、粋な名台詞が随所に散りばめられている文学的な品格さえもが漂う西部劇の佳作です。「夜がこんなに暗いとは知らなかった・・・。」ジム・ボウイの悲哀、忘れられません。


アラモの映画ならこちら

 ジョン・リー・ハンコック監督の「アラモ」とくらべれば、ずっと出来がいい。公開されたときは専門家の評価はひくかった。監督はアメリカ映画の顔でもあるジョン・ウェインであるし、大型のスペクタクル映画ではあるしで、期待度が高すぎたせいだろうか。
 しかし、こき下ろされるような作品ではない。アラモの砦を取り巻く状況はきちんと描かれている。守備隊長のトラビスとジム・ボウイそしデビー・クロケットの三人の性格の対比も明瞭だ。トラビスとジムの関係はよくないが、それぞれに言い分があって大人の態度なのは、見ていて気持ちがいい。
 成る程と思わせる場面もあちこちにある。丁寧でわかりやすいけれど、惜しいことはメリハリにとぼしく流れが単調だったことだ。


間違いなくジョン・ウェインの代表作

この作品の評価はジョン・ウェインが監督として主演しているところを
どう観るかに尽きる。

監督兼任ということで、これまでの作品に比べると活躍度が低くなっている。
その分、リチャード・ウィドマーク、ローレンス・ハーベイがかなり目立って
いるのがわかる。全体的には、実際の戦地の近くで撮影される凝りようで、
リアルさを追求している拘りだ。

最後の壮絶な戦いを期待しているせいか、イマイチ迫力にかけるところもあるが、
その原因のひとつに、サンタ・アナ軍の兵士達(エキストラの皆さん)の
覇気のなさにあるように感じた。もし、黒澤明監督であれば、何度も撮り直しに
なったでしょうね。

ラストシーンで次々に倒されていくシーンは、クロケット(ジョン・ウェイン)は
あまりにも呆気なかったが、ボウイ(ウィッドマーク)は見事な演技でした。

アルゼンチン出身のリンダ・クリスタルはウェインに見込まれての抜擢だった。
それから、西部劇には欠かせない助演男優のハンク・ワーデンはウェインとは
計14本に共演している旧知の仲。

この作品は決してアメリカの戦いを正当化するためではなく、両軍が正々堂々と
戦ったというところを強調している狙いがある。特にメキシコ人に対しては
敵という以上に敬意を持って撮られているのが理解できた。


騎士道と家族愛

劇場初公開当時、ヒットはしたけれど映画関係者からは酷評された作品。ジョン・ウェインがアカデミー賞獲得の野望を抱いて作ったといわれる。

最近改めてDVDで観たのですが、ディミトリー・ティオムキンの音楽も含めて、いい作品だと思います。

中盤ダレるのは昔の映画だから仕方ない。ジョン・ウェインの演技に文句付けちゃいけません。制作・監督・主演と掛け持ちで、さぞや大変だったろうと同情しちゃいます。しかし、ジョン・ウェインの「存在感」を出せる人はそうそういないでしょう。それがジョン・ウェインの魅力です。

昔の映画なのでCGなど有り得ず、巨大なアラモ砦のセットから数千人の兵隊まで全て実写です。実際に僕はテキサスのサンアントニオにあるアラモ遺跡も見に行きましたが、非常にリアルです。メキシコ軍が怒涛のごとく押し寄せて来るシーンの迫力は、現在のCGではとても作り出せないものだと思います。これだけでも観る価値はあります。

ここで押えておきたいのは、この作品は敵側のメキシコを決して悪者としては描いていない事です。これ、重要です。ジョン・ウェインはラテン美女が好きだったから、それも多少あるかも知れませんが・・・。最後の決戦を前に砦に立て篭もるテキサス義勇軍の家族・妻子を開放させるシーンは騎士道精神に溢れています。そこに至る義勇兵と家族の心の通い合いもそつなく描かれていると思います。砦に隠れて生き残った指揮官の妻子に向かって、勝った側のメキシコ軍兵士たちが帽子を取るシーンには胸を打たれました。

戦争のない世界造りは人類の至上命題でありましょうが、アラモのような戦いが無数に戦われてきたのが紛れもない人類の歴史でもあります。



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商品の紹介
東部出身のジム(グレゴリー・ペック)は、牧場主テリルの娘パット(キャロル・ベイカー)と結婚するためにテキサスに赴いた。しかしテリル家は水源地をめぐってヘネシー家と争っており、またパットを想うテリル家の牧童頭のスティーヴ(チャールトン・ヘストン)はジムを敵視。ジムは非暴力主義者のジムはこれらのものごとをすべて合理的に解決しようとするが…。
『ローマの休日』『ベン・ハー』などの巨匠ウィリアム・ワイラー監督が、壮大なスケールで手掛けた西部劇超大作。東部と西部の思想の相違や、時代が新たに移り変わっていく流れを、雄大な叙情をもって見事に描ききった名作である。テリル家と敵対するヘネシー家の当主役バール・アイヴスが、アカデミー賞助演男優賞受賞。(的田也寸志)


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フロンティア・スピリット。泣けてくる名曲だ。

不思議な映画だ。
西部劇の入門書の類を開けば名作と書かれている。
そして、それは事実だろう。でも、いわゆる西部劇ではない。インディアンも出てこない。ガンファイトもあることはあるのだが、見せ場はピースメーカーではなくフリントロック銃での決闘だ。フロンティア・スピリットを謳歌するのでもない。
否、むしろ、東部から来た主人公グレゴリー・ペックは、西部のことを誇る土地の人に「海」の方が広いと煙に巻く。
そして、この主人公の性格がよくつかめない。最愛の女性から意気地が無いと言われても平気で非暴力主義を訴える。かと思えば、朝方思い立ってチャールストン・へストンと拳でけりをつけようとする。一環して激しい感情を表に出さないで仙人のように取り澄ましている。
それは、破局したフィアンセとの一件でも言える。そのくせ矛盾だらけの行動。もう少し主人公に際立った性格付けをしてもよかったのではないかと思う。それとも、紳士たる東部人が、激しい西部の風習に感化されつつあるということなのだろうか。
ただ、否定的なことを書いたが原題「ビックカントリー」の通り映画はちっぽけな人間ドラマを超越している。観終わった後は壮大な抒情詩に胸打たれる。そこが冒頭の「不思議な」という感想なのだ。雄大なテーマ曲。名作であることは疑いもない事実である。


ウィリアム・ワイラーの真骨頂

ハリウッド最後の巨匠と呼ばれたウィリアム・ワイラーの名作である。Big Muddyと呼ばれる湖の水をめぐっていがみ合う二つのファミリーの間に、割って入るようにグレゴリー・ペック演じるマッケイという男がやって来る。実は、アメリカ西部とはまったく無縁の海の男であるマッケイは、テレル一家の一人娘であるパットのいいなずけである。当然、マッケイはテレル一家の味方につくと思われるが、そうではない。彼にとっては正義や真実のほうが、一家のつながりより重要なのである。

西部劇に善悪は付き物であるが、この映画は暴力や偏見が支配する「古い西部」自体を悪としており、まずその設定が興味深い。そして原題であるBig Countryが示唆するように、この映画はまさに大西部を舞台にした、スケールの大きな映画に仕上がっている。ウィリアム・ワイラーと言えば、「ベン・ハー」や「ローマの休日」が有名であるが、「大いなる西部」は人間ドラマとしては、その両者を凌駕しているのではないだろうか。それほど、親子、恋人、友情といったテーマが深く見事に描かれており、感動を呼ぶ。アメリカという国はこういう価値観を持った国なのだと、思わず納得してしまう映画かもしれない。


He came from the sea

Two men, Major Henry Terrill (Charles Bickford) and Rufus Hannassey (Burl Ives), each the head of their respective clans, feud over water rights. The major has a daughter (Carroll Baker) that has fallen in love with a sea captain James McKay (Gregory Peck.) James McKay's father owns a shipping company. This looks like a perfect match.

Shortly but surely we see on insight to the man about to be married. At the same time he gets a good glimpse of the major and Rufus Hannassey. It does not take us long to size up the situation. James refused to play the game. He won't get mad at hazing, won't write the wild hors on their time, and he won't get lost (I suspect he can calculate reveres azimuth.) And this is a big country.

There are many other notable characters in this movie including the owner of "the Big Muddy" (Jean Simmons) where the water is. The Majors right hand man (Charlton Heston). And what is a western with out the idiot son (Chuck Connors).

Pay attention to the love interest and the music.

This movie would give a Greek tragedy a run for its money.
Will Major Henry and Rufus Hannassey settle their differences or will the settle James McKay's hash?



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運命の皮肉

オールスターのハリウッド製戦争映画ということで、また戦争礼参の娯楽映画という第一印象であるが、内容はもっと興味深い。連合軍とドイツ軍の戦争を扱った映画で、連合軍が負ける映画というのはこの映画だけではないだろうか?史実に基づいているので、これは文句のつけようがないが、それだけでも面白い作品である。戦争というものが、いかに偶然に左右されるものか、そして指揮官の無謀によっていかに多くの兵士や一般市民が死んでいくものなのか、この映画を観た後では考えずにいられない。勇壮な音楽やオールスターということで、ベトナム戦争直後の反戦ムードのアメリカではこの映画は受け入れ難かった。だから不評も買ったのだろう。確かに娯楽なのかそうでないのか、ちょっと中途半端な印象を受ける映画ではあるが、特典映像と共に見る事によって、史実を描いた映画としての価値がわかってくるのではないだろうか。

CGなしで描かれた最後の戦争映画大作

病的なほど慎重なモンゴメリー将軍がパットン将軍との競争心からやらかしてしまった投機的作戦の全貌を描いた正統派の戦争映画。マーケット・ガーデン作戦の一部始終をできる限り忠実に描こうとする姿勢で一貫しており、この作戦で連合軍は精鋭の空挺部隊をすりつぶしてしまって負けるのだが、その辺もキチンと描かれている。最終目的地のアルンヘムに再編成中とはいえSS装甲師団が展開していたのだから、そこに軽武装の空挺師団をぶつけても勝てるはずがない。しかし、上層部は機甲師団がいるらしいとの情報を事前に入手していながら握りつぶしてしまうシーンが出てくる。自分に都合のよい情報にだけ耳を傾け、都合の悪いものは敢えて無視する姿勢で事に臨むとどうなるかの好例として、太平洋戦争のミッドウェー海戦時の日本海軍といい勝負だ。こういった正統派の戦争映画はやはり背景となった西部戦線の進行状況についてある程度の知識を持ってから見ないと訳がわからなくなりそうだ。川中島や関ヶ原の合戦をそこに至る時代背景を知らずに見ても全く面白くとも何ともないのと同じだ。CGのなかった時代、実際にNATO軍が協力出演して今見れば実にぜいたくな作り方をしているのだが、アッテンボロー監督は(他の作品でもそうだが)金のかかったシーンもそれらしく見せない画面にしてしまうので、金がかかった割には画的にこじんまりした印象で、スペクタルを期待した向きには不評だったのかもしれない。

最後の戦争スペクタクル映画

封切当時、駄作と言われ各方面から酷評をかった映画、しかしそれはあまりにも
通好みに出来ていたからではなかろうか?個人的にはひじょうによく出来た作品だと思う。
突然降って湧いた激戦に巻き込まれていく市井の人々、気がつけば我が家の庭が戦死者の
墓地となり、いたたまれなくなって家を捨てて出ていく家族。戦争の悲惨さもきちんと
描かれている。
のちに最後の戦争スペクタクル映画と呼ばれたとおり、今となってはあれほどの数の
C−74(DC−3の軍用輸送機版)をそろえることは、もはや不可能だろう。
1977年当時、この映画を批判した人達は、もう一度この映画を見直してほしい。


会社組織をみるようだ

オランダ北西部から一気にドイツ国境に近い橋を衝くという野心的な作戦は、英軍のモントゴメリー元帥の功名心を満足させるために発動されたものだが、楽観的な観測と情報の軽視は大損害と作戦の頓挫を招いた。事実、目的地の交通の要衝であるアルンヘムにはドイツのSS機甲師団が駐屯していて、英軍空挺師団とポーランド義勇軍は大損害を受ける羽目になった。冷静に考えれば、そんなに上手く行くはずがなかろうに、上官の命令一つで破滅に向かう愚行は、洋の東西を問わずまったく同じだ。印象に残る台詞が2つ。無理な作戦にポーランド義勇軍の将軍がこぼす「上が命令すれば、みんな死ぬのさ」とアルンヘムから命からがら生還した英軍空挺師団長に元帥から作戦遂行を任された中将が「作戦は上出来だった。あの橋は遠すぎた」。このような無責任の愚は、日常会社や団体、官庁で繰り広げられている光景によく似ている。事実を淡々と追い、壮麗な物量が踊る映像は素晴らしいが、戦闘の残虐性の描写はCG時代にはかなわない。その点でいささか古さを感じる。

いろいろ再発見できます

英語オリジナル版と日本語テレビ版を見て、こうも印象が変わるとは思いませんでした。
日本語テレビ版で見ると沢山の箇所で急に音声が英語に切り替わります。
つまり、そこがテレビではカットされている部分(結構重要!)で、それを補完する為、
また、元々解り難いストーリーを補うために下世話なナレーションが日本語テレビ版には入っています。

「遠すぎた橋」はオランダの5つの橋を空挺部隊(マーケット)で確保し、
そこを機甲部隊(ガーデン)が通り、ドイツ工業の中心ルール地方になだれ込む。
そうすれば戦争はクリスマスまでに終わるだろうという英軍のモントゴメリー将軍の考えで行われたマーケット・ガーデン作戦を扱っています。
しかし、そこには再編成中のSS装甲軍団がたまたま居合わせた…。

批判の多い大勢のスターが出演している事についても、同時進行のエピソードを語るためにややこしくなっている感もありますが、
実際の人物に近い配役をしており、違和感はそれ程ありません。
巨額を使ったとはいえ、見せ場のSS装甲偵察大隊とフロスト大隊の戦闘でのヘンテコ車両の山に代表される様に、
CG(良いとは言いませんが…)も無く考証や映像的に荒いのも確かです。
しかし、Disc2のメイキング・ドキュメンタリー・監督の製作秘話はとても興味深いものです。
これを見た後にもう一度本編を見ると、この映画の偉大さが分かると思います。




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