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クチコミ情報
今見ました。凄く感動しました。涙が出ました。
なんか高倉健を映画にしたような感じの雰囲気です。
お話は完璧なんですが、私的には
ハッピーエンドが好きなので
4点にしました。
でも、見ても絶対損はないと思います。
いろいろ考えさせられる 雰囲気の作品です。
”鉄道員(ぽっぽや)の信念”高倉健さんの作品の中で、”鉄道員(ぽっぽや)”が好きでDVDを購入しました。廃線の決まった北国のローカル線と同時に定年を迎える佐藤乙松駅長(高倉健さん)の鉄道員としての信念をつらぬいた感動する作品です。不器用で鉄道一筋に生きる佐藤駅長は、仕事一筋で駅長の職務をまっとうする姿に身の引き締まる思いで見ています。それが一人娘の死、そして妻の死を乗り越えてきた男の姿だと思いました。妻の死に目にあえなかった悔しさなど、さまざま困難を乗り越えてきた鉄道員の信念を高倉健さんが厳しく演じている作品です。主人はこういう生き方ができたらいいと見るたびにいつも言っています。女の私には、もう少し家族優先にしてほしいという思いがありますが、佐藤駅長の生き方に共鳴しております。DVDのジャケットの風景がこの作品にマッチしてとてもいいように思います。
反時代的なダンディズム!この映画の中の健さんは実に静かだ。
派手な立ち回りも、アクション・シーンもない。
しかし、北海道の吹雪の駅に一人立つ健さんは、不器用で、一途で、自分の仕事を全うしようとする、少々時代遅れのいつもの健さんだ。だが、その反時代的な生き方が醸し出すダンディズムは、この映画の中でも、静かな「男の美学」として観る者の心を打つ。
ただ、他の多くの健さんの映画と違うのは、死んだ娘との「再会」という、最も涙を流しやすい題材をベースにしている点だろう。確かに、見え見えの「お涙」ちょうだいの劇だが、死んだ肉親に、たとえ「幽霊」であっても会うことができるなら、という人間の永遠の「夢」を描いているがゆえに、「通俗」ではあっても、共感を呼ぶ映画になっている。
また、脚本が良く練られているからだと思うが、淡々とした「ぽっぽや」の日常に、回想場面をうまく織り交ぜながら、登場人物の背景を描いていく構成はお見事。
静かに生き、そして静かに死んでいく健さんの美学に、北海道の雪はよく似合う。
「やくざ」映画とは一味違う高倉健だが、「健さん」はやはり「健さん」である。
至高の一作。本作が高倉健の最高傑作というつもりはない。でも熟成されたワインの味わい、とでもいうべき「味」がある。名匠・降旗組が木村大作のキャメラで高倉健を撮る。もうこれだけで「至高」なのだ。同じ感覚は三船の「男はつらいよ・知床慕情」にもいえるのだが。鉄道員一筋で生きてきた男が、JR北海道の意向による廃線に伴い職場を失う。それ以前にも大事な妻と娘・雪子を失くしている男は、今後何を目標に生きていけばいいのか。そんな父親を案じた娘が、天国から「もういいよ、お父さん。お父さんは何も悪くないよ」と迎えに来るのだ。父は娘の作った鍋をつつきながら、人生でもあまりなかった至福の時を過ごす。もうここからは涙なしでは観られない。木村大作カメラマンはとにかく高倉健にフォーカスを合わすので、背後の広末が本当に「幻」に見える。これはもはや芸術の域だろう。全てを理解した父は娘と抱擁を交わして、翌日自分も妻と娘の待つ地へ旅立った。まさに「これぞ映画!」という仕上がりだ。それにしても本当に北海道ロケの作品には傑作が多いなあ。本作も10年振りくらいに観たが、評価変わらずの5つ星です。
矛盾に対してファイティングポーズをとってない。胸を打たれないわけではないのです。
いろいろな回想が、古いものも新しいものも、入れ違いに巡ってきた後で、大きくなった娘(とは主人公は知らないわけですが)が作ってくれた鍋を前に、「胸がいっぱいになって」という主人公。
そこに少しもグッと来ないという人はいないだろう。
これを見て、少しも感動しない、なんて言うには、相当な無理をしなきゃ駄目だ。
だから、伝えようという思いと、それを伝える力が、確かにここにはある。
ただ、どうも共感できないのだ。
長い年月、黙々と自分の信念に従って「鉄道員」を続ける中で、主人公はいくつもの、どうにもならないことに突き当たる。
やっと授かった娘の、どうにも納得できないような、あっけない死。養子を迎えようとした矢先の、妻の病気。その妻との死別。
彼の周囲の社会でも、炭鉱が閉鎖になったり、主人公の存在意義そのものと言える、鉄道の廃線があったり・・・。
その中で主人公は、ただ鉄道員として、自分の職分を全うする。
たびたび「しょうがないっしょ」と口にしながら。
これで、十分なのかもしれない。
このように生きたいと思う人も多いのかもしれない。
ただ、目の前にどうにもならないこと、人生を送る上での矛盾が姿を現したとき、自分としてはどうしてもそこに、ファイティングポーズが欲しいのだ。
「しょうがない」、は本当にどうにもしようがなくて悔し紛れにもらす言葉であって、結論ではない。
何も、あからさまに戦う姿勢が欲しいわけじゃなくて、千人いれば千通りのやり方があるものだと思うけど、ただこらえる、というのは、正解にはなりえないんじゃないかと、どうしても思ってしまう。
まあ、この映画の価値は、そこにはないということなのだと思うけど。
高倉健の演技は、あまりに自然で、それ故に圧倒的な存在感を放っているし、共演者の演技も、大竹しのぶ、広末涼子、志村けん、どれも隙がなくて、完全にこの映画の世界の中の一員になっていた。
それでも僕にとっては残念ながら、もう一度みたいと思う映画ではなかったです。
・・・あの鍋の場面以外は。
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