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クチコミ情報
大人の事情。大人には大人の事情があって。
大人も思ったほど大人ではなくて。
大人も迷うし、挑戦もしたくなる。
大人になってしまった僕が言うんだから、
間違いない。
ゆるゆるでテキトーなおふざけ映画のようでいて,実はけっこう深みのある人間ドラマです。なんだかテキトーそうな父親がテキトーな動機で商売を始め、テキトーに女の尻を追う。
離婚して離れて暮らす母親もまたある意味テキトーそうな人間。そして父がうつつをぬかすアルバイトの女も
ちょっとは意思的であるようで実はやっぱけっきょくテキトーで・・・。
特別ドラマチックな展開もないまま、物語はずるずるとテキトーに進んでいきます。
ちっちゃな笑いがあちこちに仕掛けられていてクスリとはさせられるのだけど、
腹の皮がよじれるような大爆笑というわけでもありません。
でもラストで父娘がお互いをなんとなく解りあうくだりでは、不覚にもほろりとさせられてします。
おふざけ作品のように見せかけながら、”家族の絆”みたいなものを意外とリアルに描いている
実はかなり正統派のファミリームービー(なんて言葉はあるんでしょかね・笑)なのかもしれませんね。
宮迫・麻生の怪演が冴え渡っていますが、初めて見る仲里依紗という女の子のリキまない
自然体の演技もかなりよかったと思います。”とても好もしいテキトー”ぶりでした(笑)。
脱力系なのにリアルでは・・・脱力系なのだが、「亀は意外に速く泳ぐ」を観た時のような爽快感がないのです。内容に妙なリアルがあるからだと思う。「おかしな人たち」と「イヤな人たち」は同意語ではありません。ここに登場する人たちは、ちょっとイヤかなぁ・・・なんか、食後に胸がやけてる感じなのです。
特筆すべきは仲さんの演技力。
宮迫さんや麻生さんなどの芸達者を相手に堂々の演技派ぶり!
間の取り方など抜群のセンス。
すごい女優さんになるかも。。。
ダメならダメでいいじゃないダメ人間の再生を描いた映画というのは、目にする機会が意外と多いのだが、この映画に登場するダメな人々は再生するどころか、ダメなままジ・エンドを迎える。というか、ダメ人間だからこそ、傷ついた人の気持ちに余計敏感だったり、人への情が深かったりするもの。だったら、ダメならダメのままでいいじゃん、何も変える必要はないでしょうというのが、この映画が言いたいことのような気がする。
爺さんの遺産が入ったダメ親父・裕次郎(宮迫博之)は早速仕事をやめてしまいプータロー生活。元妻の麦子(濱田マリ)と別れて、今は娘の咲子(仲里依沙)と同居生活をしているが、「若い女の子とお知り合いになれそう」という安易な理由だけで喫茶店を始めることにした。そんな裕次郎の店に妙に色っぽい菅原素子(麻生久美子)がアルバイトにやってくるのだが・・・。
父親とモッさんこと素子のいちゃつきにキレがちな娘役の仲里依沙は、スカーレット・ヨハンソン?にちょっと見似ている(祖父がスウェーデン人のクォーター)かわいこちゃん。ある意味現代の高校生を蒼井ゆうよりもリアルに演じられる彼女は、『時をかける少女(アニメ版)』で主役の声優をつとめた実力派だ。それに負けじと、色気のある不思議ちゃんという難しい役どころの麻生久美子もいい味を出している。
うちの会社にいる派遣さんとそっくりなキャラ(色気はないが)には個人的に妙なリアリティを感じてしまうくらい、麻生の演技は出色。この女優さん、いつからこんなにうまくなったのだろう。しかも、今作ではミニスカ制服姿で美脚をおしげもなく披露するサービスぶりに、アキバ系も納得のキャスティングだろう。最近は俳優業の方が忙しくなっている宮迫に関しても、女子好きのナヨ系親父役がすっぽりとハマっているのだ。
「人の気持ちがまったくわかってない」と咲子に真顔で叱責されたダメ女・素っつぁんが居酒屋でついた精一杯のウソに、「全然わかってるじゃん」と逆突っ込みをいれたくなる1本だ。
女優としての堀越のりさん。クスクス笑いを誘いながら、ダサダサ喫茶店の経営は進みます。
中年男から見て、なんとも哀愁あふれる作品でした。
その辺はみなさんのレビューを参考にしてもらうとして。
ホステス役で、堀越のりさんが出演してることにもっと注目されていいかと思います。
わずか3カットのみの出演ですが、十分、彼女の地味な存在感、いい意味での庶民的な味わいが披露されていますよ。
だのに、彼女の公式サイト、プロフィールでも本作に触れてないだなんて、もったい気がしてなりません。
バラエティではすでにお馴染みの堀越のりさんですが、本作をきっかけに、女優としての評価が高まることを期待しております。
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