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クチコミ情報
これぞまさにおフランス!フレンチ・ミュ−ジカル映画の決定版!突然ですが、「シェルブールの雨傘」です。これぞ我がメランコリック映画路線ではベスト3の一作。
ただ、ハリウッド映画「ある愛の詩」とどこが違うのか・・・と聞かれると、その答えは難しい。
内容は単なる「メロドラマ」なので。
単に、全編をミュージカルに仕立て上げたジャック・ドゥミの機転というか、アイディアが素晴らしい!しかも、フランス人でしか創れない、フレンチ・センスのミュージカルに挑戦し、成功した希有な作品、といったところでしょうか。
注目すべき点は、監督ドゥミ対作曲家ルグランの対決で、この作品はやはり、ル・グランあっての成功でしょう。もちろんドヌーヴもありき!でしょうが、個人的には、完全に映画においての音楽の圧倒的な勝利だと感じます。
というのは、つい最近、クラシック音楽のバイオリニストがこの映画の主題を演奏しているライブ映像を発見して、楽曲の素晴らしさに改めて気づきました。演奏者も相当凄いのですが、一見、誰もが口ずさめる単純なメロディーのようで、ルグランの音楽もクラシック音楽に匹敵する上質な味わいがある....。
なおかつ、ドゥミ&ルグランのコンビは、古き良き時代のフランス映画の味わいを留めている。
それ故の一票でした。チャオ〜☆
甦る想いに溢れる涙 若き日に観たときは,映画としての完成度に涙した。ラストの切なさと美しい旋律がいつまでも胸を熱くさせた。僕の中では,それだけでも唯一無二の名作として心に刻まれていたが・・・
今再び観る機会に恵まれた。というより強く求めて観た。叶わぬ恋の切なさ,苦しさ,それを忘れて現実に生きる女と男の強かさ,思い出すときのほろ苦さ,「もしもあのとき」と何度も繰り返す愚かさ・・・そんな恋が思い出されて涙が溢れた。
限界まで苦しみ抜いた後も静かに想い続ける男,未来を見据え現実の中でたくましく生き抜く女。女と男の恋模様を普遍的に描いてみせた作品と理解する。男性・女性それぞれに見方感じ方があると思う。
あの名曲で僕は,雪のガソリンスタンドを思い浮かべると同時に,自身の苦しい想いが美しい悲恋として必然だったように思え,涙が止まらなくなる。
画質やその他のこと他のレビュアーが指摘する通り冒頭のタイトル部分はボケ気味です。 この作品は1992年に修復されドルビーステレオ(ドルビーA)化されました。(ネットでの情報ではドルビーSRとなっているが、ノイズリダクションの差でもしかしたらSR版も存在したかもしれませんね) その時点のオリジナルネガ(完成品)の合成がいまひとつで修復がネガキズや破損部分のみだとすれば、これは仕方ないのかもしれません。 つまりオリジナル版完成時のオプチカル処理で撮影ネガとタイトルネガをあわせるときにこのような状態になってしまったかもしれませんし、修復時に合成部分の悪いところが際立ったかもしれません。または修復後マスターポジを作成してそこから何本か修復後のネガ(たぶんこの世代のネガを今回オリジナルネガとよんでいると思う、大元のネガなど何かあったら困るので渡さないと思う)を作成したときに起きた現象かもしれません。 タイトル後の自動車修理工場でのシーンでも二人目のお客が来たときには中央のお客と雇い主にピントがあっていますが、画面の端にいるギイには全くあっていなかたりすることから技術的な問題もしくは機材の性能に原因が有るかもしれません。 それより個人的に気になったのは本篇中ずっと続く「ちらつき(フリッカー)」で室内になるとより目立つので照明の電圧が不安定なのかと思ってしまった。 音声をPCMステレオで収録しているので容量を食うはずなのに片面1層というのもいかがなものか? 気軽に歌の部分を楽しむには(この作品は全部歌なんですが)ミュージックチャプターを別ディスクに収録するのもいいけど片面2層なら本篇ディスクと一緒にできると思う。(Blu-ray化されたらまとまるかもしれませんね) あとオリジナル予告篇とフランス語字幕があればポイントが高かったです。 画面サイズは公式には1:1.66のヨーロピアンビスタサイズですが、今回は1:1.85のアメリカンビスタとなっています。 BOX特典のフィルムしおりがタイトル部分だったのですが、その部分は上下に黒いマスクが付いていて確かにアメリカンビスタに近いサイズでした。 上映時はどちらでも可でヨーロピアンで上映するとオプチカル処理をしたところのみ少しマスクがみえる可変フレームだったのかもしれません。(キューブリックの「博士の異常な愛情」でスタンダードと一部ヨーロピアンビスタの可変フレームというのがありました。
特典盤に大きな価値を見出す。本編には仏語字幕が欲しい。リマスターというが、フランスで求めたPAL盤と同ソースと思われる1992年版である。以前の日本盤は日本語字幕が出っ放しであったのに対し、ON/OFF機能が有る事は評価するが、出来ればオリジナル仏語字幕を付けて欲しかった。白水社のテキスト本を首っ引きで見ることも煩雑なので。むしろ、特典盤「ジャック・ドゥミの世界」が極めて興味深く、これだけの為に求める価値はあろう。
CGが無くたって・・・・・・降りしきる雨の中、縦横に行き来する色とりどりの雨傘を俯瞰で撮ったオープニングショットにM・ルグランのテーマが重なる瞬間からもう溜息。
当時20歳のC・ドヌーヴの輝く美しさ。紙の王冠をかぶってこちらを見つめるショットは観る者のハートを撃ちぬく。
そして映画史上もっとも美しいM・ルグランのオーケストレーション。
映像はリマスターでノイズが軽減され、全篇にわたる緻密な色彩構成が一層鮮やかによみがえった。
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