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この映画、52歳の時の演技とは思えないSimone Signoretが秀逸なんだと思う!映画の話としては、ラストまでみるとつまらないのだが。冬になれば雪に閉ざされてしまう。この村に「燃えつきた納屋」と呼ばれる農家がある。女家主はローズ(Simone Signoret)という女で、ある雪の夜、ローズの家から少し離れた道路で殺人事件が起こる。この映画では話のあらすじよりも判事ラルシェ(Alain Delon)とローズ(Simone Signoret)の心理的演技、とくにSimone Signoretの目の演技がローズの心の変化を嫌になるほど表現する。それが、当時52歳(この年齢で演じた凄さ)のSimone Signoretの容貌、躯体と相まっていて、Alain Delonもたじたじだったと思います。二人の演技が重いと観る方も疲れる。そこに、フランス映画ファンならよくご存じのPaul Crauchut( 夫ピエール)の存在が実は大きい。この映画、1921年生まれのSimone Signoretの映画でしょう。彼女の若き頃からの映画、私は殆ど観ています。彼女の人生を知りたかったら現在では簡単です。必ずPCで検索して見てください。
もっと評価されていい、静かな傑作!! 雪におおわれたフランスの田舎町で殺人事件が起こる。町の人は、全員が知り合いのような小さな町である。町というより村といったほうがいいかも知れない。この村にアラン・ドロン扮する判事が捜査のため訪れる。殺人現場近くの農場を取り仕切る女主人ローズにシモーヌ・シニョレ。彼女は村の人々の尊敬を集める存在であり、戦場での元英雄の夫もいるが、彼女が実質的に家族をまとめている家長的な存在である。同じ農場に二人の息子夫婦がいるが、次男の若い嫁は農業を嫌い町のホテルで働いている。次男が殺人事件に関わっているとみた判事は、ローズの農場を中心に捜査をすすめる。ローズは家族を守るために、全力を尽くそうとするが、世代間そして家族間の亀裂が徐々に明らかになっていく。そんな中、ローズにとっては彼女に敬意を払いながら捜査にあたる判事との交流が、何か救いに感じられたのではないだろうか。自分が愛し守ろうとする家族でなく敵役ともいえる判事との間に共感を感じるとはなんとも皮肉であるが、余計に静かな深い哀しみが胸にしみる。
昔ながらの家族が時代に取り残され、壊れていくさまを描いたこの映画、もっと評価されていい傑作だと思います。雪に閉ざされた中でのシニョレとドロンの静かな対決、名演です。村の雪景色、人々をドキュメンタリーのように捉えた撮影も見事です。この村の風景もこの映画の主役であるかもしれません。オープニング、除雪車の映像にかぶさるジャン・ミッシェル・ジャール(映画音楽のモーリス・ジャールの息子さんでシンセサイザー音楽では有名な人です)の音楽がまた印象的です。特典はフォト・ギャラリーのみ。ユニバーサルから発売のこのDVD、映像は美しく申し分ありません。次男の嫁で若きミウミウが出演しています。
名女優S・シニョレの存在感が絶品この映画はS・シニョレの存在が大きいと思います。結構歳をとりながらも登場しているだけで緊張感が漂う貫禄、存在感がありA・ドロンとの心理サスペンスを盛り上げ、フランス映画らしさが良く出ている佳作ではと思います。今は彼女のような演技力、存在感がある女優さんは少なく貴重な1作の一つ。
善人ドロンようやくDVD化。同じくシニョレ共演の帰らざる夜明けと 違い、善人ドロンの登場。盛り上がりのないサスペンス映画として淡々と描かれているが、ジャン=ミシェル・ジャール の音楽によって雰囲気はある作品になっている。それにしても、このジャケット柄どうにかならないのか…しかも縮小チラシが別作品のを封入して宣伝しているようだがハッキリ言って意味ない
もう一つのドロン映画ドロン作品はある意味滅びの美学の映像と思うが、この作品を初めて見た時は正直『えっ?』と思った。
派手なドンパチも無く、しかし淡々と進む内容にいつしか魅了されていた。
今の韓流ドラマにも似た人間の深い部分の描写と、シモーヌ・シニョレが素晴らしくDVD化は本当に嬉しい。
いつも思うのだが、ドロンは共演者に恵まれた男だったと思う。
内容重視なら、まずこの一本からだと思います。
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