![溝口健二監督名作映画集DVD5枚組[代引き手数料無料]](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/yume/cabinet/51-60/53ek7s1.jpg?_ex=700x700&s=2&r=1) 詳細情報
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| 甦る2大巨匠 懐かしの映像世界溝口健二日本の映画史に燦然と輝く2人の巨匠、小津安二郎と溝口健二。 その代表作がDVDで甦りました。 数ある作品の中から選りすぐってご紹介する作品は、どれも世界の映画人に多大な影響を及ぼした不滅の傑作揃い。 これらの名作の映像を通して、映画が最高のエンターテイメントとして光り輝いていた時代の日本の姿を懐かしく思い起こすことでしょう。
●日本製(プレスのみ韓国) ●仕様/モノクロ、 収録時間:別掲参照アイコンの詳細はこちら全作品の半分以上が「サイレント映画」 日本映画の評価を国際的に高めた偉大な2人の巨匠、小津安二郎と溝口健二。 小津より5歳年上で1920年(大正9年)日活入りした溝口は早々と大正11年に「愛に甦る日」で、一方、1923年(大正12年)に松竹入社の小津は1927年(昭和2年)に「懺悔の刃」で監督デビューを果たしたが、この記念すべき2つの第1作は「サイレント」(無声映画)。 実は意外なことに、小津の全54作品中30作品、溝口の全94作品中57作品が無声映画なのだ。 そんな無声映画時代、溝口は「滝の白糸」(1933年)のような名作を手掛け、小津も「生まれてはみたけれど」(1933年)が映画雑誌「キネマ旬報」のベスト1位に選ばれるなど、2人はすでに名監督としての高い評価を得ていた。 1931年(昭和6年)に本格的音声付き映画(トーキー)が出現し娯楽としての映画人気が大いに盛り上がってから、溝口は「祇園姉妹」、小津はここでご紹介している「戸田家の兄妹」などトーキーの秀作を生み出して、巨匠と呼ばれる地位を固めていたのである。 世界の映画人を魅了した 戦後の名作戦争のブランクによって「過去の巨匠」になりかけた2人だったが、戦後、新たな境地を切り開いて見事に復活、生涯の代表作となる名作を次々に生み出した。 小津は、日本家庭のさり気ない日常をペーソス溢れる独自のスタイルで表現し、今回ご紹介している「東京物語」をはじめ、「晩春」「麦秋」などの名作を制作。 溝口も、独特の美意識で日本の普遍的な美を見事に映像化し、「雨月物語」や「西鶴一代女」「山椒太夫」などの傑作を生み出す。 これら両監督の作品はたちまち世界の映画人たちを魅了し、日本映画の最高傑作といわれる小津の「東京物語」は英国サザランド賞を受賞、溝口もヴェネチア国際映画祭で1952年に「西鶴一代女」、53年に「雨月物語」、54年に「山椒太夫」と3年連続受賞という快挙を達成。 ともに国際的な評価と名声を獲得し、「世界の巨匠」へと飛躍したのである。 小津の前記3作品は笠智衆・原節子のコンビ、溝口もヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞作「雨月物語」は田中絹代・京マチ子コンビ。 両監督の名作誕生はこれら時代を代表する名優との出会いを抜きにしては語れない。 2人は映画作りの手法も対照的対照的な作風の2人は撮影手法も「ローポジション」の小津、「ワンシーン・ワンカット」の溝口といわれるように、非常に対照的だ。 小津は、畳みの上で動かずに会話をする日本家庭を美しく撮るには、画面に絵画のような美しい調和のとれた配置を与えればよい、という考えから有名な地面ギリギリの低いアングルから撮影するローポジションの撮影手法を生み出した。 そのため、セットでは小物や装飾の配置、ライティング、からアングルまで、すべて自分の目で確かめてから、俳優を配置させたという。 一方溝口は、演技についての細かな指示はせずに演ずる俳優自身に解釈させ、気に入るまで何度もテストを繰り返させた。 また、1つのシーンを何カットにも区切らずワンカットで撮りきる「ワンシーン・ワンカット」と呼ばれる有名な長回しの手法も、細かいカットを積み重ねる小津と対照的である。 各作品を鑑賞しながら、こうした両監督の対照の妙を味わってみてはいかがだろうか。 溝口 健二明治31年(1898年)東京・浅草生まれ。 職を転々とした後、大正9年に日活向島撮影所に入社。 大正12年に第1作「愛に甦る日」で監督デビュー。 京都の大将軍撮影所に移り、昭和11年の「祇園の姉妹」でリアリズムを確立し巨匠の地位を不動にした。 戦時中は国策映画に携わり、戦後は忘れ去られた存在だったが、昭和27年に「西鶴一代女」がヴェネチア国際映画祭国際賞受賞。 以後3年連続で受賞を果たし世界的な巨匠として認められた。 1つのシーンをワンカットで撮りきる独特の「ワンシーン・ワンカット」の手法が注目を集め、「ラストエンペラー」のベルトルッチやフランスのヌーベルバーグの作家たちに大きな影響を与えている。 昭和31年に京都で死去。 享年58歳。 溝口健二監督収録作品「雨月物語」(97分) 上田秋成の怪異小説に材をとり、人間の愚かさを描き出した溝口作品を代表する傑作。 1953年のヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞に輝き、国際的な名声を確立した。 「祇園囃子」(85分) 京都の花街・祇園を舞台に、そこに暮らす女たちの人間ドラマ。 女性を中心とした特殊な世界を題材にした溝口らしい作品で、美しい映像と、女の悲しみ、気丈さを描ききった演出が見事。 「お遊さま」(95分) 谷崎潤一郎文学の映像化。 見合いした妹とその付き添いの姉の美しい姉妹に見合い相手の男の3人が織りなす心の葛藤を、美しい映像美で描き出した。 「武蔵野夫人」(88分) 武蔵野の良家出身の妻に引け目を感じる夫、その周りの人々が織りなす人間ドラマ。 主演の田中絹代の名演技や、東映時代劇の名脇役・進藤英太郎が父親役で出演しているのも見所。 「西鶴一代女」(137分) 井原西鶴の「好色一代女」をもとに、若く美しい娘が幸せを掴みかけては破綻する転落の人生を克明に描き出した。 1952年ヴェネチア国際映画祭で国際賞を受賞した、「雨月物語」と並ぶ傑作。
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